あるある正誤問題の使い方

『あるある正誤問題』を効果的に活用するための使い方を紹介します。

(1)あるある誤文をチェック

あるある誤文の誤りを指摘する。(本当に指で!)

(2)答えあわせ

右ページ側の誤り箇所の指摘を読む。

(3)問題を解く

あるある誤文をふまえて、
実際にセンターで出題された問題を解いてみる。

(4)答えあわせをして解説をよむ

解答・解説で、じっくり復習をする。

(5)○×バトルで総チェック!

一文ごとに正誤を判別しなければならないので、
なかなか手ゴワイ……。

(6)繰り返し復習

あるある誤文は、何度でも読んで復習できます!

誤文のタイプ分け

センター試験の正誤問題の選択肢を、一つ一つ取り出して分析してみました。
そして、誤文を3つのタイプに分類してみたんです。

語句誤りタイプ

例文:織田信長は太閤検地と刀狩りを行った。
→織田信長ではなく、豊臣秀吉です。

時期誤りタイプ

例文:平安時代に、東大寺に大仏が造立された。
→平安時代ではなく、奈良時代です。

内容誤りタイプ

例文:8〜9世紀に開墾された初期荘園は、田租を免除された。
→初期荘園は輸租田で課税されました。
課税されないのは、寄進地系荘園です。

センター試験の誤文では、時期誤りタイプの誤文が一番多いです。
また、私立大学の問題とくらべると、
内容誤りタイプの誤文が多いのも特徴です。
このことを十分につかんだうえで正誤問題にあたれば、
誤文を見極めやすくなります。
「出題者のウソのつき方をタイプ分け」というわけです。
これで騙されにくくなりましょう!