先日、雨のなか北アルプスに登りました。
そこから白出沢を下山する途中、濡れた木の根っこで滑り、そのうえ足を引っ掛けて捻挫しました。歩いているうちにだんだん痛みがひどくなってきて、ちょうど通った森本建設さんの車で新穂高登山指導センターに送っていただきました。そこで見てもらったところ「骨折の可能性もあるから」と、人生初の救急車に乗せられて高山市の病院にかつぎ込まれました。非常に恥ずかしい思いでしたが、どなたも優しく対応してくださり感謝しきりでした。
帰宅後、近くの病院に行ってみるとあっけなく「打撲」と診断されました。その時に「歩けないわけではない」と言われたのをいいことに、今度は利尻島・礼文島に行ってしまいました。しかしこれは失敗でした。青アザが広範囲に出た上に、実際に歩いてみると痛みが走るのです。これはヤバイと登山はあきらめ、レンタカーで回るだけにしました。帰りの飛行機の便も変更して、早々に引き上げてきました。
ふたたび病院に行き、今度は院長先生に見てもらいました。すると「靱帯が切れているかもしれない。ギプス固定3週間だね」と言われ、頭がクラクラしました。というわけでへこんだ日々を送っています。
夏期講習では情けない姿をお見せすることになりそうです。みなさんのやる気を削いでしまわなければ良いのですが……。
礼文島の北端にあるスコトン岬。ここから南下して礼文島を歩いて縦断する予定でした。