桂離宮日記(1) −入刀しました−

今日は受験には何も関係ないエントリーです。

全30枚からなるペーパークラフト「桂離宮」に、
ついに手をつけました。
まずは、「山折り・谷折りの折り線に鉄筆で線を引く」
とのことだったので、そこから始まりました。
折りやすいように押し型をつけるんですね。
しかし視力が衰えているので、なかなか焦点が合わず、
スタッフに簡易ルーペを持ってもらって始めたのです。
部品の構造が非常に複雑で、どこまでが折るところなのかわからず、
建物の構造を考えながらの作業となりました。
まるで、小学校の算数でやった展開図の超複雑版です。
間違えたときのために、一応全部スキャナを取ってみたのですが、
非常に神経を使う仕事でした。

入刀完成!(床のみ…)

約2時間かけて、古書院の床ができました。
道のりはまだまだ長いです……。
たまには息抜きを、と思って始めたはずが、
終始息の詰まる作業で、肩がこって背中が痛くなってしまいました。
実際、趣味のはずが
上の文章中で思わず「仕事」と書いてしまいました。
「日本史に役立つものを」と考えているところが、
純粋な遊びにならない理由かもしれません。
窓から見える小学校の校庭で無邪気に遊ぶ子どもたちが
うらやましくてなりません。

次回の桂離宮日記がいつになるのかはナゾです。