受験に役立つ脳科学(1)

最近、脳科学の本を読むようになりました。相変わらず入試問題研究もやり続けているのですが、効率よく学習してもらうためには、記憶・学習法についてももっと究めたいと思ったからです。直接的には、1月にお会いした大ベテランの講師の方が、「書店に並んでるような脳に関する本は、全部読んでる」っておっしゃったのを聞いたからなんですが。やっぱり頭の良い人は、たくさん本を読んでますね。難しい本なのに速く読めるというのは信じがたいです。

というわけで、今日は東大の准教授の池谷裕二先生の本から、ゴロについて書かれた部分を紹介します。

「語呂合わせ」もまた、記憶の精緻化としてしばしば用いられます。語呂合わせというと、すぐに「ゲテモノ」「邪道」「お笑い系」だと決めつける人がいますが、もちろんそんなことはありません。脳科学的にみれば、実に効率のよい、つまり脳にとっては負担の少ない暗記法なのです。ですから皆さんも気後れすることなく、堂々と語呂合わせを使って暗記しましょう。人の目を気にして恥ずかしがってこれを利用しなかったとしたら、楽して暗記ができるせっかくの機会をミスミス逃していることになります。

ところで語呂合わせを覚えるときには、言葉の音声のリズムやノリだけで覚えるのではなく、意味していることをきちんと「想像」することが大切です。そうすることによって、記憶はさらに精緻化されて補強されます。

想像するという行為は、一方で、海馬を強烈に刺激します。つまり「想像」は精緻化と海馬の活性化という二つの利点があるのです。

『最新脳科学が教える 高校生の勉強法』(東進ブックス)という本からの引用です。この本、受験勉強に直結する話がたくさん書いてあるので、これからも紹介していきたいと思っています。受験勉強を始めるあたってかなりお勧めです。

メルマガ購読・解除
でるとこ攻略日本史メルマガ
読者購読規約
>> バックナンバーpowered by まぐまぐ!
 

携帯でごらんの方は、こちらからご登録ください