わしづかみにして覚えよう!

まとめなどを覚える際に、1単語ずつ単独で拾うよりも、同じくくりのものをいくつもまとめて、効率よく覚えることを提唱しています。ノートのあちこちにある宮都の名や事件名(40面ノートでは緑色で書いていることが多いです)は、シリーズものとしてまとめて覚えたほうが良いです。言い換えれば、まぎらわしいところとも言えますね。ほかにも、例えば1番ページなら「握槌・石刃・尖頭器・細石器」(『日本史でるとこ攻略法』にゴロがあります)、3番ページなら「氏上・氏人・部民・奴婢」など、ひとまとめにして覚えておきたいものがいくつもあります。

こうしたものを、授業中やこのブログで、「わしづかんで覚えよう!」とよく言っていました。ずいぶん前から言っていたのですが、先日知人から「『わしづかむ』という日本語はないのでは?」という指摘を受けました。たしかに調べてみると、「わしづかみ」という名詞はあっても、「わしづかむ」という動詞は存在しないようです。授業中に「いっきにごっそり覚えることを、何と言えば伝わるだろう……」と逡巡していたときに、思わず作ってしまった言葉だったようです。失礼しました。
これからは「わしづかみにして覚えよう!」と言わなければいけませんね。クセが抜けるかどうか自信がないので、また間違ってしゃべっていたら教えてください……。

でる日講義−経済・外交史(前近代)−

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