夏期講習の早慶大日本史と近現代はどっちがいい?

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先週の土曜日に母親から電話がありました。実家にも『日本史事始』を送ったので、「良いのができたねえ」って話になりました。『日本史事始』の表紙の「一、」を書いたのが彼女だからです。他に近況などを聞いて電話を切ったのですが、翌日の朝、また電話がかかってきたんですよ。「まだ何かあった?」って聞くと、「母の日は?」って言うんです。こっちはそんなの忘れてるっていうか、気にもしてないわけですよ。だから笑ってスルーしたんですが、今、ようやく気づきました。「表紙書いたんだから、何かお礼しろよ」ってことか……と。

しかし、そういうの、どうも苦手なんだよなあ。誰かアドバイスください。

さて、本題です。夏期講習の講座選びに悩む二人を紹介します。

<Sさん>
夏期講習についての相談なんですが、先生の講座を3つとも取りたいんですが、全部同じタームという事もあって2つにしようと思っています。自分の中で「総合日本史演習発展」は取ると決定しているのですが「早慶日本史」と「近現代」のどちらをとった方が良いと思いますか?

<石黒>
夏期講習で近現代の講座を取るかどうかは、学校で近現代を習ったかどうかで違ってきます。また、ブログにも書いた通り『でる日講義−つながる近現代−』で受講するという方法もあります。一方で早稲田大志望ということであれば、「早慶大日本史」は外せないと思います。「早稲田に入る事は甘くない」と言っていましたが、この講座でこそ、それを嫌というほど痛感することになるはずです。

<Iさん>
お忙しい中すみません。河合塾で授業を受けていて今日「日本史事始め」や「史料問題集」をお借りしたIです。改めて素晴らしいと思ったので使わせていただくことにしました。(中略)早稲田のスポーツ科学部と人間科学部が第一志望です。
夏期講習の事で質問なんですが私の学校では7月21日から28日まで強制補習と言うのがありまして朝の8時から12時半まで学校で授業があります。
石黒先生の講座で総合日本史と早慶大日本史と近現代を取ろうと思っているのですが早慶大日本史は負担が大きいと聞き(午前中は学校なので)近現代の復習まで手が回るか心配です。
これはただ私の考えが甘いだけなのでしょうか?また、もし他にこうゆう風にすればいいのでは?と言ったアドバイスがあれば教えてください。よろしくお願いします。

<石黒>
夏期講習で近現代の講座を取るかどうかは、学校で近現代を習ったかどうかで違ってきます。また、ブログにも書いた通り、『でる日講義−つながる近現代−』で受講するという方法もあります。ただIさんの場合は、去年の高2の授業を受けていましたから、近現代のだいたいの骨組みは理解できているのではないでしょうか?特別に不安がなければ、近現代の講座は受講しなくても大丈夫だと思います。

河合塾の場合、毎年1つのタームに4コマ授業が入ってしまいます。それを見越してというわけではないでしょうが、高2の段階で「日本史集中講義−近現代−」を受講する人がいるんです。その場合は、高3の夏休みにそれを復習するだけでいいわけです。河合塾ではこの近現代の講座が人気で、抽選に漏れて受講できないこともありました。それがきっかけで作ったのが『でる日講義−つながる近現代−』です。パソコンで見る映像教材なので、これならいつでも見ることができます。学校で今、近現代を習っている人にもお勧めです。入試のポイントがつかめる、わかりやすい授業になっており、どこからでも見られるので、定期テスト対策にも使えるんです。パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ