あざみ野館の現役生のみなさん、遅くなりました

ご無沙汰しました。
通年授業が終わった直後から旅行に出かけていました。島根・山口・京都と回っていたのです。以前に行った山陰旅行の続きをしていたわけです。受験日本史にからむ場所としては、石見銀山・萩・津和野・土井ヶ浜遺跡・下関あたりでしょうか。詳細な報告はできたら書きたいですね。

ところで今日は、河合塾あざみ野館の現役生からいただいていたメッセージにお答えしたいと思います。この校舎では、最終講の前週にほとんどの受講生がメッセージを書いてくれていました。何十枚もあるので到底すべてを紹介できないのですが、熱いメッセージばかりなため、少しだけでもひとことお返ししたいと思っていたのです。

たとえばOさんは、僕の授業を受けて「将来の夢が日本史教師に変わりました。」と書いてくれました。なんともうれし恥ずかしい気分です。最近、歴史を教える仕事は今の時代に意外と大事なんじゃないかと感じています。

Nさんは「妹にも通わせたいです(笑)」と、Sさんは「弟に授業うけるようススメます。」と書いてくれました。あざみ野館は今年度が初出講だったのですが、これからも出講するかと思います。こんなふうに兄姉から弟妹へ、先輩から後輩へと伝えてもらえたらうれしく思います。兄や姉からのアドバイスで来てくれる人は、最初からレールに乗って成績を伸ばしていけることが多いのがいいですね。

Iさんは「とってもわかりやすくてクラスの人みんなにみんなで自慢してました(笑)」と書いてくれました。友達何人かで受講してくれているのでしょうか。競い合ったら上昇気流がおきますよ。楽しそうで何よりです。

もうひとりのIさんは「偏差値60を切ることが珍しくなりました!」と書いています。実に順調ですねえ。日本史が得点源になるでしょう。頼もしいです。

Uさんのメッセージには「しつもん等はいつできますか?」とありますが、これまでどおりderutoko.comあてに質問を送ってください。校舎に行くのは授業のある日だけになります。

Iさんからは「最後にテストにのぞむ心構えを教えていただけるとうれしいです。」と、Mさんからは「私の個人的な希望ですが、最後に先生から優しい言葉がほしいです。」というリクエストがありました(笑)。心構えをアドバイスするのは簡単そうで意外と難しいです。試験前に注意することなんて、どこにでも書いてありますから書くまでもないでしょう。僕でなければ言わないことを挙げると、やっぱりこれになります。「試験前日はノートを全ページ復習しよう!」です。40面と文化史プリントを全ページ見てください。それができるように、1面を復習する時間を短かくしていく努力を今、すべきです。……と書いてしまうと「優しい言葉」というリクエストには応えられていませんね(笑)。優しい言葉を大多数の方に向かって言うのは慣れていません。直接、質問や相談に来た生徒には優しく接することも多いのですが……。なぜなのでしょう。やっぱりひとりひとり違うからでしょうね。ごめんなさい。

古墳の横に張ったテントと冬の虹
土井ヶ浜遺跡に近いところにある後期古墳のわきにテントを張らせてもらいました。もちろん被葬者の方には挨拶しておきましたよ。明け方、虹が出ていました。