今年度、最高の結果を収めた偉人の勉強法(2)

早稲田政経に合格した、ワセヨビ高卒生の鈴木慶太君がくれたアドバイスの続きです。

<鈴木君>
次に授業についてですが、私は整理券をもらうためにほとんど毎週、開館の2時間前にはワセヨビに着くようにしていました。「風邪ひいたらどうするの??」とか「2時間家で勉強してたら??」と実際思われていただろうし、石黒先生もそう言うと思います。しかし、私にとっては、1番前の席で先生の授業を受けられないことが嫌でした。先生の視線はもちろんのこと、1番前のプレッシャーも自分にとっては最高の集中要因・モチベーションになっていたんだと思います。机の上は

『下書き用ノート』『メモ用落書き帳(無印良品・80枚・70円ほど)
『5色ボールペン(黒・赤・青・緑・黄色)』
『黒ボールペン』
『蛍光ペン(黄色)』

授業中、机の上は忙しくてゴチャゴチャになると思うので、なるべく物は少ない方がいいと思います。自分はボイスレコーダーを使用しない分、メモをしっかりとりました(黒ボールペンと落書き帳)。しゃべり勉強が上手くいかない時に台本になるからです。最初はただただ先生の言う事を書いていこうと必死でしたが、徐々に必要な情報の識別(頭の中にある情報、印象に残った情報はなるべくメモしない)・コンパクトなメモの取り方(図で簡略にまとめる)などが身についてきました。メモに集中しすぎると、肝心な話を聞き逃してしまうし、なんと言っても、石黒先生の顔が見えなくなってしまいます。石黒先生の顔を見ることで、常に気を抜けない緊張感を持って授業に臨めると思います。石黒先生が自分を見てくれなくても、見続けてください!!

今年度は模試は受験しない、と心に決めていた私がワセヨビ生としてとても重要視していたのはアチーブメントテストでした。私は、1回・1回のアチーブに、範囲になっているノート・文化史・史料を完璧にして臨みました。そうしていかないと、その後にやるべき事柄がどんどんできなくなってしまうからです。そして私はアチーブの日本史は常に100点を目指すようにしました。たとえ1位になったとしても、決められた範囲で100点を取れないことは反省するべきという姿勢が重要だと思います。コンスタントに日本史をやっていけば、必ず英語と国語に時間を回すことができます。そういう意味で毎月行われるアチーブはとても良かったと思います。

私は『1年間頑張ればいいんだ!!』と1年間心の中で叫び続けていました。国語科の恩師笹岡先生は「早稲田は努力すれば合格できる大学!!」とおっしゃっていました。だからこそ、1日・1日休まず授業に出席し、勉強に打ち込むことができたんだと思います。1年くらい携帯を止めても、テレビがなくても、パソコンがなくても、音楽がなくても受験勉強はできます。また、私は無駄な時間はどんどん削っていきました。食事の時は目で覚えようってことで、資料集を見ていましたが、これはとてもオススメです。

また共に高め合っていける『友達』『ライバル』の存在は大切だと思います。早稲田法学部一筋で、春からずーっと一緒に頑張ってきてくれた友人。AO入試で合格してしまったけど、常に私の高い目標であった友人達。自分なんかを目標と言ってくれた友人達。モチベーションの高い人達に囲まれた受験勉強は大切だと思います。問題をお互いに出し合ったり、わからない箇所を質問し合ったり、お互いがお互いを奮わせて、密度の濃い勉強ができるはずです。共に頑張ってきた友人達とは、ずーっと、ずーっと最高の友人でいたいです(^w^)

何を言えばいいのかまとまらず、グダグダになって申し訳ありませんm(_ _)m先生を見ていて、自分ももっともっと向上心を持って頑張らなければと思っていました。私は日本史の講師としてだけではなく、1人の立派な大人としても石黒先生を大変尊敬しています。これからもお体に気をつけて、頑張ってください。

鈴木慶太

鈴木君は、土曜日、そのライバルだった友達あわせて4人でワセヨビに来てくれました。講師室で1時間近くも話し込んでしまいました。彼らはそのうちの1人の家に泊まるらしく、駅で別れたのですが、前途洋々な4人が実にうらやましく思えました。