O君からのアドバイス!

今日は河合塾のO君からのアドバイスです。
彼は、たびたび過去問や問題集の質問をしていましたが、
5月や6月の頃は、「まだわかってないなあ」な気配を見せていました。
ところが、秋頃からは「なんか違うぞ」って感じになってきて、
冬期講習が始まる頃には、ものすごい勉強量になっていました。
1日に処理するノート暗記の量が半端じゃないんです。
そのあたりのことも書いてほしいものですね。

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先生のHPは今でも見させてもらっていますo(^-^)oそこで今回は自分が受験をとおして感じたことを少し考えてみたので、よかったら参考にしていただければと思い連絡してみましたm(__)m

ボクは、現役で合格したのですが、どうして受かったんだろうと今でも不思議に思っています。そこで自分のなかで受かった理由を考えてみました。

まず、第一に勉強の方法を早い時期にまるまる変えたことがあると思います。自分ははじめの授業では正直要領がわるくて、いわゆるページを「丸暗記」していました。でもページが進むにつれて、それができなくなり、一時期勉強ができなくなりました。そこでどうしたらいいのかと思い、初めて先生のHPの遺言のページを見ました。正直、そのときの衝撃はいまでも忘れられません。その時に初めて、本当にできる人とは、というのを知りました。それからは語呂あわせの本を買い、自分でも作り、替え歌も作り、MDに編集したりしました。今思えばあの時に遺言を見ずにそのままの方法で突っ走ってたら、確実に浪人してたと思います。
また、それ以降迷わず石黒先生についていったこと、先生がさりげなくおっしゃっていたり遺言などにある勉強法のほとんどを自分に合った形で採用したこともよかったことだと思います。ボクは頭がやわらかくなく、自分では究極的な勉強法を編み出せなかったので、しゃべり勉強、歩き勉強などを含めなんでも採用させていただき、吸収できるものはすべて吸収するつもりでやってました。

第二に、時間の使い方に気を付けたことだとおもいます。ボクは現役だったので、浪人生よりも自習をする時間が少なかったので、浪人に勝つためにはもっと勉強時間を増やさなくてはと常に考えていました。なので学校の授業は日本史の授業でも日本史の内職を、厳しい先生の授業では替え歌を空で歌ったりし、通学中、電車の中では英単語、自転車にのってるときは聴くだけ日本史を。また昼飯、夕飯は塾でおにぎりを食べながら勉強。。。家に帰ってもテレビは大河ドラマしか見ないで、お風呂では替え歌。寝ながら聴くだけ日本史。さらには河合塾では友達と会って時間をつぶしてしまうので自習するときだけ塾を替えたり…と、一日のすべての時間を勉強に費やしてました。そのストレスのせいで一日一食の生活になってしまい、やばいときはおにぎり二つでもう食べれない日もあったくらいです。それはそれで時間節約に役に立ったわけですが(苦笑)
また、勉強計画をたてたこともよかったと思ってます。特に長期休業のときは、その一日一日すべて一時間単位で計画をたててました。そのおかげで、休みが長すぎて先が見えないという不安はありませんでしたし、逆にやることが分かるのでやる気がでました。さらには長いと思える休みも意外にも時間が足りないということに気付くことができたので、「まだこんなに休みあるんだし」などという浅はかな考えを持つことも無くてすみました。

…話がそれるんですが、こうすればよかったなって思うこともあります。それは、過去問をもっと早い段階から始めていればということです。ボクが過去問を始めたのは、夏休みからなんですが、二学期からは英語と国語の過去問もやらなければならないので、日本史の過去問を解く時間がなく、結局まとめて解くことができたのは早稲田の2学部分の過去問だけでした。過去問は自分の水準を知るうえでも大切だし、もっと早い時期から始めていれば全学部できただろうし、二学期ももっと英語の過去問に手をつけられたとおもいました。
最後に、受かった最大の理由は、あきらめないで、常にモチベーションを高く持って最後まで頑張りぬいたことだと思います。来年もあるんだし。。。なんて友達が言っていましたが、ボクは絶対にもう一年こんな勉強はしたくなかったし、やるからには誰にも負けたくない。後悔したくないと誰よりも強く思っていたつもりです。だから一年間テレビも見ずに勉強漬けになって頑張れたし、それだからこそ第一志望に受かったんだと思います。あまり勉強しなくても受かる人は確かにいるけれども、そんなのはほんの一握りの人だけだと思います。大学受験は高校受験と違って、努力したらその分だけ結果はついてくるものだし、すごい自分を試されるところだと思いました。
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そういえば、O君も河合塾生だったため、
文化史は『でる日講義』でやっていました。
河合塾は、通年授業の総時間数が圧倒的に少ないうえに、
講習でも文化史を僕が担当することはないので、
必ず何かしらの方法で、文化史を学習してください。

そして、O君は、時間の使い方には相当工夫をしていたようですね。
そこで得たノウハウって、これからいろんな場面で役立ちますよ。
こんな部下がいたら、上司としては最高ですよ。
就職活動を始めるまでに、
そのあたりをうまくアピールできるようになっておいてほしいものです。

しかし、「一日一食…おにぎり二つ」って、かなり、ですね。
たしかに、やせ細っていた印象があります。
でも、苦しんだ末に勝ちとった合格は、僕もすごくうれしいです。