しゃべり勉強って何?

地方で derutoko 教材を使ってくださっている受験生から、
しゃべり勉強についての質問がありました。

<Wさん>
今回は勉強の進め方について相談があります。「しゃべり勉強」のことです。読むだけ日本史の文章を「しゃべり」ながら流れがわかる日本史ノートと照らし合わせてやっているのですが、どう思われますか?今はノートの製作と同時進行なので時間がかなりかかってしまうのが痛いところですが、今のやり方でおかしな所や改善した方がいいような点があればご指摘宜しくお願いします。

<石黒>
「流れがわかる日本史ノートと照らし合わせて」ということは、
ブログにあったKさんのやり方ってことでしょうか。
あれなら自分でゼロからノートを作るわけではないので、
「ノートの製作」自体にはあまり時間がかからないはずですが、
どうなのでしょう。
次に『読むだけ日本史』の文章をしゃべるというのは、
「しゃべり勉強」としては初歩の段階です。
否定はしませんが、その段階は一度だけで卒業してください。
遺言やブログで紹介しているのは、
ノートをもとに自分の理解している内容をしゃべる勉強です。
ノートだけを見てストーリーがしゃべれなければ、
習得できたとは言えません。
でもそれができるようになれば、
逆に後はノートを覚えてさえいれば大丈夫ということになります。
そこでノートの復元をめざすわけですが、
40面ノートではなく市販のノートだと頭に残りにくいので、
そこは苦しむことになるでしょう。
完全復元はあきらめざるを得ません。
どれだけの時間がかかっているかわかりませんが、
時間を短縮化しないと、英語・国語も含めて、
やるべきことが消化できなくなります。
すぐに改善してください。

ちなみに通年授業の40面ノートを使っている人の場合は、
しゃべり勉強の最終ステージがあります。
ノートに書いてあることを紙に復元するのではなく、
しゃべるだけで復元するのです。
しゃべり勉強については、こちらにいろいろ説明があります
(パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ。)