南浦和質問大会(15)

今週の南浦和では満州事変から日中戦争にかけてをやりました。

<Tさん>
駿台記述模試が悪かった分、マークで挽回しました!!今日は眼がかわきまくりました。

<石黒>
マーク模試はセンター試験用ですから、
難関私大を考える場合は全統記述模試での高得点を目指してください。
ちなみに、今度の日曜に行われる河合塾の早慶大向けの模試は、
たぶん良い問題が並んでいますので、
自分の実力をチェックするのには最適だと思います。

<Uさん>
どんどん延長してください。

<石黒>
いろんな理由があって、むやみやたらに授業の延長はできないんです。

<Iさん>
久しぶりの一番前で目がいつもより痛くなりました。

<石黒>
この時期になってくるとみなさんの目もかなり鋭くなっています。
それだけ吸収力が高まっているんだと思います。
僕の目もかなり赤くなってますね。

<Kさん>
再来週休まないで授業やってもらいたいです!手が疲れました。

<石黒>
なぜ河合塾では、現役生向けの授業時間が少ないのでしょうねえ?
僕も昔から不思議で不思議でしょうがないことです。
高卒生向けには、
毎週180分の講義と90分の演習授業が設けられているのに対し、
現役生は単に150分の講義だけです。
どう考えても現役生が不利なので、
逆境を跳ね返すつもりで復習に励んでください。
河合塾で高卒生向けの授業を担当していない僕としては、
現役生の君たちがこのせいで不利になるのはシャクです。

<Sさん>
近現代はやはり流れをつかめばかなり出来ると思って中世より楽だと思いました。

<石黒>
そうですよね。
ってことは、この時期、古い時代の復習をすべきですね。

<もうひとりのKさん>
長い授業おつかれさまでした。そしてありがとうございます。

<石黒>
この時期の河合塾は毎年キツイんです。
もう後2回しかないのに、ノート4面分も残ってます。
地獄ですね。

<Sさん>
今日は一段とデジャヴ(でる日と)&以前のページとのつながりがドラマティックで本当におもしろかったです!!日本史はロマンですね……。

<石黒>
あのハイスピード授業でそれが感じられたなら、大変すばらしいです。
やっぱり近現代の骨組みができていると授業は受けやすいですよね?

ちなみに、某有名日本史講師の授業を一日だけ受けた生徒が、
その感想を教えてくれました。
授業内容としてはわかりやすかったらしいのですが、
話す速度の遅さに驚いたんだそうです。
これには僕も驚きました。
というのは、ゆっくり話すと確実に情報量は減るからです。
もちろん、早口でしゃべっても
同じ言葉を3度も4度もくり返していたら、
結局は情報量が少なくなってしまうんですけどね。
そういう先生もいるようです。
ただし、世の中には、
「ゆっくり話してくれないと理解できない」とか、
「何度もくり返してくれた方がアタマに入りやすい」
などと言う生徒も多いと思います。
でも本気で難関大で高得点を取ろうというなら、
そうした‘ぬるい授業’はしていられないのです。
情報量が少なくなるのも困りますが、もう一つ理由があります。
実際の入試で短時間に解答できるような、
‘ハイスペック脳味噌’を養えないからです。
このため、スピードの速さについていけない生徒には、
授業を録音することをお願いしています。
ワセヨビでしたら授業の録画を後で見ることができますね。
ちなみに『でる日』シリーズのような映像教材の場合は、
受講しているそばから巻き戻すことができます。
映像教材の良さはそんなところにもあるんです。

ところで、実は最近、
弊社のメインスタッフの一人が体調を崩しており、
諸業務がてんてこまいになりつつあります。
零細企業の悲哀ですね。
というわけで、ブログの更新も不定期になるやもしれません。
この質問大会も今日はここまでにして、残りは明日お送りします。