南浦和質問大会(15)続き

来年の予定が決まりつつあります。
今のところ6年ぶりの夢の週休3日となりそうです。
問題はその3日の使い方です。
原稿執筆や勉強にあてるのはもちろんなんですが、
悩ましいのは映像教材を作るかどうかです。

先週の藤沢で、高校2年生から質問メッセージをいただきました。

「早慶大日本史の映像教材は出さないんですか?」

要するに通年授業の映像教材ですね。
撮るとなったらオオゴトだなと感じていて、
正直なところ、二の足を踏んでいます。
もうちょっと大量販売が見込めればいいのですが、
渋沢栄一のような大胆なことはなかなかできません。
しかも、やるとなったら完璧なものを作りたいので、
自分自身が100%納得する形でやりたいんですよ。
それにはもうちょっと準備が必要かもしれません。

さて、昨日のつづきです。

<Tさん>
本当にしゃべるのが早くてメモを取るのが大変ですが、吸いとれる所はできる限り頑張ってます。

<石黒>
授業時間の短い河合塾の人たちは大変ですよね。
僕も相当気合いを入れないとあのスピードでは話せません。
正確にはしゃべりながら板書するのが難しいわけですが。

<Iさん>
先週休んでしまった友達に説明したら理解が深まりました

<石黒>
人に教えるということは自分の理解も深まることにつながります。
その二役を一人でやってしまおうというのが、しゃべり勉強です。

<もうひとりのIさん>
叫び勉強キテます

<石黒>
そこに理解が加わり、ポイントをはずさず、漢字ミスがなければ、
高得点は間違いないです。

<Tさん>
部活でかけ声やってました。先輩がいた時は「天におられる私たちの父よ!オー!」です(笑)学校バレますね。

<石黒>
なぜ父なんでしょう? 女子校じゃないんですか?

<Sさん>
視力落ちました。今日からメガネです。

<石黒>
受験期に視力が落ちる人は結構いるみたいです。
赤シートも目が疲れるという話を聞きますね。
しかも社会人になったらパソコン地獄が待ってます。
どうにもなりませんね。

<さらに別のIさん>
「停滞は死滅」という大隈先生のことばを胸に生きてゆきます。

<石黒>
なかなかそれが実践できないのが、世の多くの人です。

<Oさん>
日中戦争話でなぜか心が痛くなりました。

<石黒>
来週もそうなると思います。

<Hさん>
前に南京虐殺の写真見たことがあって、スゴかったです

<石黒>
戦争の写真はほんとに見るのが辛いですね。
実際に自分が遭遇したらどうなるのか? って思います。
いや、今この時も世界には戦争が起こっているわけですが。

<Kさん>
日本人は中国にひどいことしてるんですね。

<石黒>
してますね。もっともそれを言うなら、
日本に対してひどいことをした国もありますけどね。
度合いはともあれ、他人を傷つけ合うのは避けられないのでしょうか?

<Wさん>
なんか悲しくなる話が多かったです。授業中に日中戦争の話のところで涙がでそうでした。

<石黒>
僕の話くらいでそうなるとしたら大変です。
ぜひ当事者の話を聞いてみてください。

<また別のIさん>
今日は時間が早く感じました☆延長大歓迎です(ハート)

<石黒>
そうですか。いつもとどこが違ったのでしょう?

<Kさん>
時代の流れというか、人の流れというか、とてもおもしろく重みのある授業でもありました。

<石黒>
なぜ戦争に向かってしまったのかというところは、
みなさんも非常に興味深い部分なんじゃないかと思っていて、
本当はもっと時間を取りたいところです。
「なぜ無謀な戦争を始めてしまったのか」って思いませんか?