シカゴからのメール

一昨年のワセヨビ生で、
早稲田に受かったK君からメールをいただきました。
なんとシカゴからのメールです。

<Kさん>
石黒先生、お久しぶりです。ワセヨビ本校で2005年度に授業を受けていたKと申します。久しぶりにブログを拝見しました。受験難民達を救い続け、石黒教は現在も教徒の数を着実に増やしているようですね(笑)さて、この度突然メールしたのは、今僕はアメリカに留学していて、先日のfall breakを利用してシカゴに行ってきました。その過程でシカゴ美術館に立ち寄ったのですが、そこでなんと歌川広重の東海道五十三次と江戸名所百景の数枚が展示されていました。日本で見たことがなかったものをまさかアメリカで見るとは思わず、ちょっと感激してしまってメールを出した次第です。他にもこの美術館は写楽や土佐光起の作品も所蔵しているらしいのですが、残念ながら僕が行ったときは展示されていませんでした。受験生は追い込みの時期で先生も講習等でお忙しいとは思いますが、お体を壊さずこれからもがんばってください。自分も先生に負けないように現状に満足せず走り続けていきたいとおもいます。

<石黒>
K君、お久しぶり。元気ですか?
2005年度でしたっけ? 月日の経つのは早いですね。
教室の中のK君のことはすぐに思い出せるので、
なんだか去年のことくらいに感じるんですが……。
ところでアメリカ留学とはすごいですね。
もしかして半年か1年くらいの期間なんでしょうか?
英語を使えるようになることは非常に重要ですから、
貴重な機会を十分活かしてください。
そして、シカゴ美術館にそんな浮世絵があるんですね。
たしかに版画だからいろんな美術館に所蔵されているのかもしれません。
ボストン美術館のように日本の作品が多いところもありますし。
それにしても外国で日本文化を感じることってあるみたいですね。
外国に身を置いているからこそ、日本の特性を感じやすいそうです。
おもしろいものだと思います。
また近況をお知らせください。

K君はいつも授業をにこにこしながら聴いていたので、
印象が強く残っているんですよ。
なんだか余裕を持って受講している感じなんです。
メールの最後にある「現状に満足せず走り続けていきたい」
というのがまた頼もしいところです。
ちなみにその後のメールによれば、留学期間は1年間なんだそうです。
40面ノートを持っていったそうで、ウケました。

ところで『江戸名所百景』といえば、X大学が好んで出題する作品です。
昨年度の『MARCH学習院あるあるチェック』でも、
そのX大学で出るということをお伝えしていました。
そしてほんとにその大学で今年出題されたわけです。
実にうれしいズバリ的中でした。

ちなみに、今年の『MARCH学習院あるあるチェック』には、
そのネタは掲載されていませんよ。
だって、今度はもっと別の問題を予想しているんですから。

で、今、ふと気づいたのですが、
K君はこのブログをアメリカで見てるってことですよね?
すごいな、それ。グローバルじゃないですか!

ちなみに、2008年用の『MARCH学習院あるあるチェック』のページは、
まだできていないのですが、
テキストや音声解説CDなどの構成や値段などは、
昨年同様になる見込みです。
詳しくはパソコンでこちらをごらんください。