最近、だんだん過去問の質問が多くなってきました。
「過去問は6月から解こう!」とよびかけていますが、
みなさんようやく本気で取り組みだしたということでしょうか。
各大学の難易度・出題形式などを知らないまま、
「これくらいまで覚えておけばいいだろう」
なんてタカをくくってると痛い目にあいます。
もっとも、その過去問の解答が間違っている場合もあるので、
疑問を持ったら調べた方がいいです。
というわけで、今日は2006年の某私立大学の問題を紹介します。
正解は数日後に出しますので、考えてみてください。
問 下線部(教育機関を設けて西洋の文化を日本に伝えようとする人物)に該当する、幕末に来日した外国人として、正しいものを一つ選べ。
(1) クラーク (2) ヘボン (3) ヒュースケン (4) ケンペル
タイトルにあるとおり、この問題の‘赤本’解答は間違っています。
どなたが執筆・校正なさっているかは存じあげませんが、
ひっかかりやすい問題というわけです。
もちろん、早慶上智クラスに受かろうという人は、
確実に正解してくださいね。
赤本の解答執筆者のレベルなんて、全然上回っちゃってください。
ちなみに、この問題がちんぷんかんぷんな人は、
文化史をおろそかにしすぎです。
ワセヨビのオプション講座「でるとこ日本史プラス」や、
映像教材『でる日講義−とことん文化史−』では
当然扱っている内容です。
もう師走が近づいてます。
いいかげんに文化史を詰め込まないと、間に合わなくなりますよ!