ワセヨビの「早慶難関大の日本史」や、横浜で行う「早慶上智プレミアム日本史」では、早慶大の過去問の解説を多く行います。その際に、過去の受験生からいただいた入試問題を見せながら、何パーセントの正解率だったのかを紹介します。どれほどの正解率で受かったのか、落ちたのかをはっきり示すため、受講生は厳しいゲンジツを知ることができるというわけです。
さて、その正解率について、「早慶上智プレミアム日本史」を受講する方から質問がありました。
<Sさん>
第一志望である早稲田大学法学部の入試問題を学習した範囲(原始~三大改革あたりまで)、大問でいうと1と2を7年分ほど解いてみたのですが、日本史にどちらかというと苦手意識のある僕でさえ、どの年度もだいたい10問中8~9問正解することができました。これは法学部の日本史の問題はあまり難易度が高くなく相当にハイレベルな戦いが予想されるということなのでしょうか?それとも、今までの僕の日本史に対する学習の水準が正しかったと捉えても良いのでしょうか?
<石黒>
法学部の前近代は結構易しめなことが多いです。よって8~9割正解できるのはわりと普通なことです。7月の段階でそのレベルに到達しているというのは、なかなかいい調子だと思います。他の学部を併願する場合は、そちらでも通用するか、過去問を解いて確かめてみてください。また、近現代になると入試の水準からズレてしまうことがよくあるので、過去問演習で水準を確かめながら学習していくことをお勧めします。