南浦和からのメッセージ2015(3)

『どこでも史料問題』の音声CDがようやく完成し、土曜日から発送を開始しました。先行申し込みいただいた方のお手元には、そろそろ届いたのではないでしょうか。さっそく学習を始めてください。学習の仕方はこちらをごらんください

先日、河合塾あざみ野館の高卒生が「この史料問題集どう思いますか?」と、ある史料問題集を持ってきました。そこで、『どこでも史料問題』と比較してみることにしました。既習範囲では磐井の乱が比較に向いています。というのは、磐井の乱の史料は意外な箇所が出題されるからです。ところがその高卒生の問題集には、そもそも磐井の乱の史料が載っていませんでした。「まさか!?」と思って何度も探しましたがありません。二人で口あんぐりとなってしまい、笑いました。2010年の早稲田大社会科学部では大問であちこち空欄になっていたのですが、大丈夫でしょうか。よく出る史料問題です。

さて、今日は南浦和からのメッセージにお答えします。

<Tさん>
マーク模試の前日に40面ノートを見ていたらそのまま出て驚きました!!

<石黒>
おー、それは良かったですね。まだ範囲が狭いので、前日でもなんとかなりますが、本番の入試は範囲が広くなることを想定してくださいね。つまり付け焼き刃的な記憶ではなく、長期記憶で試験にのぞむようにしましょう。

<Hさん>
模試を受けて自己採点をしたのですが、授業でやったところの出来がすごくよかったです!

<石黒>
良い分析ですね。その調子でどんどんやっていきましょう。授業内容をしっかり復習すれば、模試はもちろん、過去問でも高得点が取れますよ!

<Zさん>
(前略)を考慮して、夏期講習での日本史の講座を複数とった方が良いですか?

<石黒>
3講座とも取る人はふつうにいます。受験する大学や、学校での近現代の学習状況などを考えあわせて、講座を選んでください。ちなみに、夏の間に文化史に本格的に取り組まなきゃいけないことも忘れずに、お願いします。

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