予備校の生授業か映像教材か

でるとこサイトで告知しているように、
河合塾藤沢現役館で1日完結の文化史対策講座が行われます。
河合塾の公式リーフレットなどでは、
文化史を広く扱うような書き方となっているかもしれませんが、
まさか180分で文化史すべてを話せるわけはありません。
広く浅く授業をするとか、
付属している問題をその場で解いてもらって、
それを単に解説するという方法もなくはありませんが、
それでは難関大のレベルに達しません。
問題をその場で解くというのも時間のムダでしょう。
そのため、仏教史だけを取りあげ、
難関大合格レベルの講義を行います。
ということは、
『でる日講義−とことん文化史−』お試し版と同じ内容なんです。
(もちろん付属する問題などの教材はまったく違います)

しかしこの講座は藤沢でしか担当しないため、
他校舎の生徒から相談されました。

<Oさん>
南浦和現役館のOです。先日、ブログより石黒先生が藤沢の河合塾で文化史の講座を開くことを知りとても悩んでいます。
映像授業と実際の授業ではそれぞれによい点がありますが、自分は先生の実際の授業がとても好きです。授業中の先生のだすあの緊張感がモチベーションをとても高めてくれます。情けないようですが映像授業でも自分を高められるか心配です。甲乙をつけがたい選択ですが、いまは講座を申し込もうと思っています。どうでしょうか?アドバイスをお願いします。

<石黒>
言うまでもなく
『でる日講義−とことん文化史−』のお試し版がオトクでしょう。
交通費と移動時間を考えてみてください。
しかも……(中略)……を考えれば比較するまでもありません。
さすがにサイトではそう書けないため、書いていないだけです。
180分の授業相当の映像でモチベーションも何もないと思います。

※編注:都合により、文章の一部を伏せさせていただきました。

<Oさん>
素早い返信ありがとうございます。さっそく教材を申し込みたいしたいと思います。夏休みを通して一学期の自分の勉強が効率の悪い勉強方法だと実感しました。このままでは落ちるタイプ一直線だと自分では感じているので、どうにかして合格に滑り込めるよう頑張りたいと思います。二学期もよろしくお願いします。

最近は、映像教材を購入してくださった方が、
その後に生の講義を受けに来るということも多くなっています。
でも、逆に生授業を受けている人にとっては、
映像教材の評価はイマイチなのでしょうか?
こちらにもありますが、
(パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ。)
意欲のある人だったら、映像授業でも十分、学習できると思います。