早慶大あるある問題

ワセヨビや河合塾では、直前期の早慶大向けの講座で、
「早慶大あるある問題」をやっています。
『MARCH学習院あるあるチェック』の早慶大バージョンですね。
ハイレベルな問題が並んでいるため、
受講生にとってはかなりキツイようです。
でも、この時期に簡単な用語を「これは早慶でよく出るよ!」
なんて紹介しても時間のムダなだけですよ。
それゆえのハイレベル問題なんです。
過去問をたくさんやった人や、史料対策を十分とったり、
細かい用語を拾っていた人は、その力を試せたと思います。
そうでない人には、今からがんばってもらうしかありません。
センター試験が簡単だった余波で‘ぬるい人’が増えていますから、
目を覚ますにはいい機会となったでしょう。

1月は模試もないので、自分の位置が今一つつかめない時期です。
センター試験と難関私大の入試問題の間には、
難易度や傾向の大きな懸隔があることに気づかない受験生も多く、
センターの結果で一喜一憂して、
「ひとり試験休み」状態になってしまいがちなんです。
そういう意味では志望大学の過去問を1年分解いてみて、
自分のレベルを確認するのもいいことなのかもしれません。
僕としては、やっぱりセンター明けのこの時期に、
「でるとこ模試」をやってみたかったですね。
他人とくらべて自分がどの位置に立っているかを知ったら、
エネルギーが湧いてくると思うからです。

ということは、身近にいいライバルがいるといいわけですね。
自分にとって刺激となるような‘デキル人’です。
一昨日はノートを12面復習している現役生を紹介しましたが、
今日はまた別の高卒生を紹介しましょう。
ある校舎の生徒なんですが、すごく声がかれていたので、
風邪ひいちゃったのかと心配したところ、
「しゃべり勉強のしすぎで声が枯れちゃいました」
って返ってきたんです。
大笑いです。そこまでやるか!? って。
替え歌も歌いまくりで、夜中にも大きな声で歌っちゃうから、
近所迷惑になるくらいなんだそうです。
それはもう「叫び勉強」じゃないですか。
そこまでやれば、プレゼンテーション能力も身につきますよ。
そんな生徒は将来どうなるのかも楽しみなものです。