関東御領と関東進止所領

数年前は普通に1日6コマ授業をしていましたが、
今年は4コマ授業でもへろへろになりました。
まあ、15日間連続だったことと、
原稿も書いてたからってこともあるんですけどね。

というわけで、久しぶりの休みも、
やっぱり6時から起きてしまいました。

今日は、河合塾の現役生Mさんからいただいた、
気合いの入ったメールを紹介します。

<Mさん>
いきなりですけど石黒先生!あたしは絶対最後まであきらめませんから!!もぅあたし今メラメラなんです!!
ところで城下町などの名前は覚えてたんですけど位置が分からなかったんです。でも何と教科書にも資料集にも載ってないんです。どうしようと思ってたら…“読むだけ”には載ってて、やっぱりさすがだと思いました☆大したことじゃないんですけどね…ではお仕事頑張ってください。

<石黒>
メラメラしているってのはかなり笑えました。
読むだけの都市の地図は「当然」です。
あの右上の部分の図版は、もちろんこだわって作ったのですから。
もっとも初版本では、その地図がいろいろ間違ってて、
買ってくださった方には大変ご迷惑をかけました。

※市販本の訂正箇所はでるとこサイトをごらんください。ご兄弟や先輩から参考書を譲られた方は、旧版で修正されていないかもしれませんのでご注意ください。

さらにMさんからは質問もありました。

<Mさん>
関東御領って幕府の荘園でもとは平家没官領じゃないですか。そして地頭は平家没官領とかの所領に任命されたじゃないですか。でも関東進止所も地頭を任命できるんですよね?この違いは何なんでしょうか?
あといろいろ質問して申し訳ないんですがあの偉人の佐々木さんは史料問題をどう勉強してたんでしょうかね?やっぱり先生の史料問題ですよね?

<石黒>
関東進止所領というのは地頭を任命できても、
そこからは幕府が年貢を徴収できない土地のことです。
通常授業では白色で書いていた土地のことです。
頼朝が挙兵した時は、どこかの荘園の荘官や、
どこかの公領の郡司・郷司・保司などであった武士が馳せ参じて、
頼朝からその所領を本領安堵されることがありましたね。
そうした土地からは、
頼朝は年貢を取らなかったのを覚えているでしょうか?
そして、佐々木さんは『どこでも史料問題』を使って、
史料を勉強していました。
彼女の受験の年にはまだderutoko.com教材が少なく、
文化史の映像教材は出してなかったので、
最近「あれがあったらラクだったのに…」って怒られました。

佐々木さんの時代には、まだ音声CDもついてませんでした。
今は、ワンフレーズ史料判別にも使えて、
しかも、一問一答、ポイント解説がされているCDも付いているので、
『どこでも史料問題』はかなり使いやすくなっていると思います。
よかったらどうぞ。
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