寛政の三博士ならぬ、寛政の三奇人

センター試験がわりと簡単だったせいで、気が抜けている人はいませんか?
また逆にいろいろ手が回らないからと言って、一つの問題集とかに逃げこんでしまっている人はいませんか?
どちらも失敗コースにハマってしまいそうです。入試直前期は、難しい過去問に触れつつ全範囲をハイスピードで復習するのが王道です。試験前日には一日で全範囲を復習するのが理想ですから。

今日は河合塾藤沢現役館で「上智・青山学院大日本史テスト」がありました。上智と青学の特徴を伝える講座です。その青学らしさが出ている問題について、先日質問がありました。

<Tさん>
レギュラーの授業と、夏期講習の演習発展と集中講義、冬期講習の演習発展を受講していました。直前期の上智・青山テストも受講します。
恥ずかしいお話しなのですが、センター直前になっても日本史の復習が全然間に合わなくて、特に近現代は復元する時間もなくノートを眺めるだけ、という状況でした。なのでセンターの日本史は諦めていたのですが、本番に先生の40面ノートの配置などを思い出して解いた結果、91点をとることができました。
私の第一志望は青山学院の法学部で、教科の都合でセンター利用はできなかったので、全学部と個別試験の両方を受ける予定なのですが、過去問を解いて8割以上とれるようになりました。
先生の40面ノートやプリントは本当に素晴らしいと思います。これは先生に申し上げても仕方ないのですが、河合塾には先生の授業を増やしていただきたいです。
最後に一つだけ質問なのですが、この間その青学の全学部の過去問を解いていて、「寛政の三奇人」がでてきたのですが、覚えたほうが良いでしょうか?

<石黒>
「寛政の三奇人」は関東の大学ではめったに出題されません。遺跡・古墳好きの青学なので『山陵志』の著者が問われたのでしょう。書名と著者をつなげて覚えておくと良いことがあるかもしれません。
センター試験と青学ではだいぶ傾向が違うので、頭を切り換えて急いでノート復習を進めてください。

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