昨秋の登山でアキレス腱を痛めてしまったため、久しぶりにリハビリ登山をしてきました。高尾山から見た富士山です。今年はここにも登るつもりです。
行き帰りの電車の中で読もうと思って本を持っていきました。日帰り登山だったので、重量など気にせず600ページを超す分厚い本です。ちょっと意気込みすぎですかね?
ところが土曜日だったので、おばちゃんたちが結構いて、ぺちゃくちゃと話し声が聞こえてくるのです。気が散ってしまってどうにも本の内容が頭に入ってきません。まずいことに、イヤホンも耳栓も持ってきていませんでした。がっかりうなだれつつも、「この事態をムダにしたくない」とあることを思いつきました。その時のメモを紹介します。
電車の中などで本を読んでいる時に、他人の話し声が聞こえてくると、本に集中できなくなることはありませんか? 声が大きい場合には、イヤホンで音楽を聴いても耳栓をつけても気が散ってしまい、1行読むのもひと苦労なんてことがあります。腹立たしいのは、耳に入ってくる話の内容がくだらないにもかかわらず、そちらに気が取られてしまうことです。
これは、耳から入ってくる情報というのが、非常に強烈だということを意味していますね。いや、たとえば視覚情報の場合は、目を背ければ見えなくなりますし、すごいクサイ臭いの場合も鼻をつまめばなんとかシャットアウトできます。ところが耳の場合は、いくら聞きたくないと思っても止められません。どうでもいいくだらない話でさえも、頭に取り込んでしまいます。
この耳の特性を逆手にとってみてはどうでしょう。受験勉強で耳から音声情報を取り込むのです。これを意識的にやるのが、自分で発声する「しゃべり勉強」なのですが、無意識にやる方法もあります。音声CDを耳に聴かせる勉強法です。derutoko.comでは『聴くだけ日本史』というCD教材をご用意しています。ぜひ、でるとこサイトをごらんください。