第一志望を勝ち取れなかった人の中には、進路に悩んでいる人もいると思います。自分自身のことを冷静に考えて、周りの人にも相談しながら、慎重に選択してください。
<Yさん>
以前、早稲田予備校の冬季講習でお世話になったYと申します。
日本史とは少し話が違ってしまうのですが、受験が全て終わって残念ながら滑り止めの一校しか受かることができませんでした。
そこは学習したいことができる学部なのですが、通うのに遠い距離にあるのでお金もかかってしまいます。一人暮らしをするにも、通うにも金銭的に親に負担をかけてしまうのですごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。そこで今、そこに通うか浪人するか迷っています。浪人といっても必ず成績が上がるのは数少ない人だけど周りの人にも言われて滑り止めのところに行こうと思ったのですが、やはり金銭的に考えると通いやすく、親にも喜んでもらえる大学、そして自分も行きたい大学を目指した方がいいのかなとも思って、とても悩んでいます。正直、受験が全て終わって気も緩んでしまって1年ほどやりきれるか不安です。
何かアドバイスを頂けたらと思い、メールさせてもらいました。長文失礼いたしました…。
<石黒>
ご報告ありがとうございます。
再チャレンジが決まった何人かからすでにメールをいただいていますが、たいていの人は悔しさのあまり、試験終了直後から再び勉強し始めます。まずは冷静に敗因を分析することが大切なので、「落ち着いて学習法を見直すところから始めましょう」とアドバイスしているほどです。
Y君の場合、これとは逆の状態に見えます。この段階で1年間がんばれる自信が持てないのでしたら、自分を律しながら浪人生活を送るのは難しいのではないかと感じました。
とりあえず、こちらで紹介している4つの記事を読んで、よく考えてみてください。
再チャレンジの人へ(再)