早稲田が本命のみなさん、いよいよ近づいてきましたね。
先日こんなメールがありました。
<Xさん>
こんにちは、高三のXです。いつもサイトを見させていただいて、いろいろの勉強に助かっています。地方の高校に通っているため、先生の授業には受講していません。受講していないのに、質問して申し訳ありません。志望校は早稲田の商学部ですが、今の時期に先生のだしている問題集を4回くらい解きました、とりあえず、近現代史は大丈夫だと思うんですが、古代史と中世はいい問題集がないので、どう対応すればいいかわかりません。過去問を解いても限界があります。近現代史だと8割くらいですが、古代とかなると、かなり落ちます。独学は限界あるということは本当に先生の言う通りですね。先生のサイトを見てて、本当に授業を受ければよかったという気持ちがとても強いです。浪人出来ないので、何とか現役合格したいと思っています。日本人ではないので、国語が苦手です。日本史で助ければとおもいます。直前期のやるべきことを教えてください!だらだらと下手な日本語で、休暇中に本当に申し訳ありません。お時間のあるときで結構ですので、お願いします。
<石黒>
前近代の問題集としては、
derutoko.comから出ている『日本史事始』があります。
ただし、早稲田対策としてはもの足りないでしょう。
あくまでも「はじめ」にふさわしい問題集です。
今からできる対策としては、
問題集よりはまとめたものを完璧にすることの方が
効率がよいはずです。
その「まとめ」が良いものでなければ意味はありませんが、
残念ながらそうした教材はまだ制作しておりません。
とりあえず簡単にできることと言うなら『読むだけ日本史(1)』を読んで、
覚えるべき用語に抜けがないかをチェックすることでしょうか。
あまり役に立たないアドバイスで申しわけありません。
ちなみに、日本語は普通の高校生より、
ずっと正しく書けていると思いますよ。
自信を持って良いと思います。
<Xさん>
素早く返信してくださって、ありがとうございます。自分が首都圏に住んでいればよかったのになと思います。首都圏なら、溢れるほどの情報に触れることができるし、いい先生も大体首都圏に集まっています。自分の住んでいる地域のせいにするのはただ自分の努力不足に対する言い訳ですが、首都圏の高校生を見て、本当に羨ましいです。日本人の日本語にたいする気の遠くなるような積み重ねは僕にはないので、これからももっと頑張っていきたいと思います。まずは早大入試です。
うーん、昨今の日本人の使う言葉を見る限りでは、とても、
「日本人の日本語にたいする気の遠くなるような積み重ね」
は感じられませんが……。
最近は外国人でも非常にきれいな日本語を話す方が多いそうです。
僕自身はテレビを持っていないので疎いのですが、
スタッフがそんなことを言ってました。
ただし、首都圏の方が受験に恵まれた環境であることは、
間違いありません。
でも、それも本当に使いこなせなければ意味はないのです。
derutoko.comでは、たとえ地方の受験生であっても、
不利にならないような教材を作っていきたいと考えています。