9月に入ってすでに何人かの生徒が、
これからの勉強法について質問に来ています。
(1)忘れていく前近代部分をどうやって復習していくか。
(2)これから始まる複雑な近現代をどうやって毎週こなしていくか。
この2点が悩ましいわけです。
短時間にどれだけの量をこなせるかにかかっているのですが、
要領よくそれができる人は、残念ながらごくわずかです。
自分がやっている勉強法で得られる結果と、
それにかかる時間を、ぜひ今一度くらべてみてください。
ムダに時間を使ってしまっていては、
英語・国語に悪影響を及ぼしてしまいます。
たぶん、効果の少ない勉強法の人が結構いるはずです。
それは自己満足か、あるいは単なる趣味でしかありません。
本当に2月に結果を出したいのなら、
優れた偉人の勉強法と、その反対に多くの凡人のムダ勉強法を見渡し、
その上で自分のやっている勉強法を見つめ直すべきでしょう。
単なる時給バイトに明け暮れるなら、
「1時間あたり、どれだけのモノを生み出せるか」
なんてことを考える必要はありませんが、
社会人となってバリバリ仕事をこなすためには、
この「1時間あたりの生産量」というのは非常に重要です。
最近はそういうことに血眼になる日本人が
減っているという話もあります。
そうこうしているうちに中国などの新興国に抜かれてしまい、
20年後の日本はどうなっているんだろうと不安になったりもします。
……なんて話しだすときりがないのでやめますが、
もしかしたら、今の日本国家の教育というのは、
「自分で考える子ども」を生み出さない教育なのかもしれませんよ。
それは一体、誰がトクする教育なんでしょうねえ?
ところで、僕の受講生の中から、
早稲田商学部の9月入試合格者が出ました。
昨年も一人いましたが、大変すばらしいことです。
おめでとうございます。
残念な結果に終わった人は、すぐに気持ちを切り換えて、
やるべきことを進めていきましょう。
きっとおろそかになっている部分がありますよね?