今年は、ワセヨビのズームインDVD受講生から早稲田に受かった人が何人かいます。ようやく定着してきたかなあと安堵しているところです。今日紹介する廣富君は、ワセヨビの体験授業や「日本史道場」などに来てくださっていたため、受講姿勢を見て受かりそうなタイプだなあと予想していた現役生です。みごと早稲田合格にいたりました。そんな彼からアドバイスをいただきましたので、紹介します。
<廣富さん>
日本史における効率の良い勉強法は過去の偉人さんが紹介しているので、ここではズームインDVD受講者からの心構えと留意点、それと自分なりの英語の勉強法とその克服の仕方を紹介します。
第一にズームインDVDによる受講に関してですが、以前の受講者の方のブログにもあるように、メリット・デメリットが存在します。私は2年時にブログを読破し、それなりに石黒勉強法を体得したつもりですが、その1つに先の記事があったわけです。そこで私は、通年授業を受けるに当たって次のような信条を自分に掲げました。それは、“1週間後の視聴だからこそライヴの人達よりも精神的に有利”だということです。
大学受験は高校受験とは倍率の規模が異なり、人よりいかに効率的に物事をこなしていくかが真に問われる、正に戦略ゲームのようなものです。早稲田ともなれば、10倍は優に超えるので尚更です。ですから、1週間後というのが程よい焦燥感を生み、ライヴの人達に劣らない学力や復元力が身に付いたのだと思ってます。こういったことも念頭に置いて、DVD受講者の方は授業に臨まれてはいかがでしょうか。
それと私は2年時にブログを読破したと申し上げましたが、ただ読破したのではなく、有益だと思ったことは紙にメモし、壁に貼って遂行出来ているかを常に確認していました。書かれてあることを、素直に受け止め妥協せずに遂行すれば、早稲田大学に合格出来てしまう程、有益なことを石黒先生や偉人の方々は残して下さってます。是非自分のものにしてください。
第二に、英語の勉強法です。私は当初、英語が大の苦手でした。一年生の時に某大手予備校の体験で受験したセンター英語の過去問では、200点満点中50点にも満たなかったことを記憶してます。しかし、一年後の本番同日模試では、170点台を叩き出せました。その克服法は、受験生の方には夏が終わるまでじっくりやってほしいのですが、“記憶した単語や文法語法、構文をもとに妥協のない予習を心掛けること”それと、“英語は日本語よりも形式的だという事実のもと、出会った英文の論理展開を納得するまで解析し、ストックすること”です。
よく、わからなかったら解答を見る人が居ますが、それでは本番を迎えた際に自力で解けるようには、到底なれません。構文や論理展開で躓いても、“自分はこうこう、こういう考え方をして躓いているのだから違うパターンも検証してみよう”という、自ら正解へのルートを導くことのできる力が必要になります。そのためには、既存の知識をいかに活用するかを発揮できる予習に力を入れなくてはならないのです。是非こういったことも意識してもらえればなと思います。
最後に受験とは、先生の提示してくださることを真摯に受け止め実行するというのが一番の障壁でもあり、一番の成功の鍵でもあるんだということを強調しておきます。よく早稲田~と名打ってある参考書や授業がありますが、それをやったからといって合格が保証されるわけではありません。是非この一年間、自分と先生を信じて、一日一日精進していってください。皆様のご健闘を御祈りします。
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