まだ剱岳の余韻に浸っています。
僕が大きな縦走をしていたのは、もう20年近く前になります。その頃も山で出会った人とは話をしていたはずですが、今回はもっと多くの人とたくさん話をしました。雨の中を歩いた日も多かったので、同じ苦境にいる者どうし共感する部分があったからかもしれません。さんざん「雨男」と言われてきましたが、悪いことばかりでもないみたいです。下山後にもメールのやりとりがあったりして、当時とは違った楽しみも出てきました。
写真の左下から右上に向かって道が続いています。靴が濡れるのを覚悟して、渡らなければなりません。こんな沢が何本もありました。靴底が柔らかい「なんちゃって登山靴」では、滑って転んで当然です。値段で言うなら1万円台の靴では危険ということです。
さて、史料問題についての定番質問を受けました。
<Oさん>
でるとこプラステキストのことなんですけど..宋書が出典で倭国伝が書名であってますか..? また漢書が出典で地理志が書名で良いのでしょうか..? 授業や夏前の復習では理解してたと思ったのですが、いまやったらあやふやで..調べたら山川史料集には出典は一応書かれているのですが、書名は特に明記がありませんでした。用語集も同じく明記がなく..。お忙しい中すみません。
<石黒>
書名とは、本の題名のことなので、漢書とか宋書です。出典というのは、細かい出所を意味するので漢書地理志とか宋書倭国伝となります。
この話、すでにブログでも記事にしていました。「史料の出典は、宋書? 宋書倭国伝?」
教科書や用語集、辞典で調べるだけでなく、もっとこのブログやでるとこサイトの情報を利用してみてはいかがでしょうか。ブログの検索窓に気になる言葉を入力すれば、解決することも多いですよ。
●管理人より●
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