講評 2010年センター試験

センター試験おつかれさまでした。
僕もようやく問題を解きましたが、
「文化史が難しかった」って声が聞こえてきそうな問題でしたね。
あ、もちろん、私大の一般受験のレベルから考えれば、
全然カンタンでしたからね。誤解なきように願います。
心配になったのは、「法興寺」「講武所」の空欄問題です。
浅い考えで、逆を選んでしまった人は、
今後も別の問題でひっかけられるタイプです。
今からでもたくさん問題を解くべきでしょうね。
しつこいようですが、過去3年分の過去問を解いても、
直接役に立つことはありません。
ちょうど本屋で、17日だというのに、
赤本を2冊も買ってる現役生に二人も出くわしたので、
これまた不安になりました。
まあ本命は20年分終わって、
「暇だからすべり止めも解いてやるか」
ってことだったら別ですけどね。

冗談はそれくらいにして、前回のエントリーでも書いたように、
今からでもフツーに問題集をやるべきです。
ためらうことなく全チェックでお願いします。
日本史学参の棚で、カード式の用語チェック本を見かけましたが、
そんな少ない量じゃ何のチェックにもなりません。
これまたフツーにノート全ページをめくってください。
こういうとき、教科書マーカー覚えとか、
プリント300枚勉強の人が壁にぶちあたりますよね。
そういう人は、もう勉強法は変えられないので、
フルスピードでめくるしかありません。
これを読んでいる高校2年生の人は、
「40面ノート」に収めることの重要性に気づいてください。

というわけで、しつこいようですが、
くれぐれも、覚える量を減らすなんて愚を、犯さないよう願います。
今こそ大量の用語を、高速で、チェックしてください。