先日「番匠(ばんじょう)」についての質問がありましたが、どうも今年は紹介しそびれたようです。失礼しました。1学期のテキスト「日本史写真資料集」の46ページに図版が出ていますので、それとともに大工さんのことだと理解しておいてください。
<Hさん>
今日もありがとうございました。
<石黒>
いえこちらこそ。
<Mさん>
ヤバすぎるけど絶対間に合わせる!!!!!!!!!
<石黒>
はい、あきらめたら終わりです。
<Mさん>
ガンバロー!!!
<石黒>
がんばりましょう。
<Sさん>
今年は何の百年だ?の答えが知りたかったです。自分なりに調べてしっかり勉強しておきます。
<石黒>
この「何周年」というのは出る時もあれば、そうでもない時も多いので、そんなに気にする必要はありません。出題データを取っていない先生だと「○○周年だから出るよ」と言うことがあるようですが(笑)。
<Tさん>
大隈重信が本格的に出てきて面白いです。リスペクトを持って学んでいきたいです。
<石黒>
ネタは豊富です。お楽しみに。
<Sさん>
自由民権運動のところ、愛国社や期成同盟などたくさんあるのでまとめにいいと思います!
<石黒>
まぎらわしい用語の色をそろえる作戦はいいですよね。
<Nさん>
予習では分からなかった部分が明らかになったので良かったです。
<石黒>
かゆいところに手が届く授業をめざしています。
<Iさん>
部活で野球をやっていたので、上下関係的な所がよく分かりました。
<石黒>
あははは。
<Iさん>
日本と外国の条約話は学校でまったくわからなかったので、今回とてもおもしろかったです。
<石黒>
やっぱりそうですよね。だと思って丁寧に説明しました。
<Mさん>
Gmarchで先生的に日本史が一番むずかしい大学と一番簡単な大学を教えてください。
読むだけ日本史の一番有効的な使い方を教えてください。
<石黒>
僕にとってはどれも同じくらいなんですが……。あえて言えば中央大の法学部などに見られる一文一文の正誤判別を迫られる問題がめんどくさいです。受験生の立場からすると、立教大や学習院大で見られるその大学ならではの用語が苦しいかもしれません。
『読むだけ日本史(2)』は予習に使ってください。授業前に読んで理解し、赤字を暗記して書けるようにしてきてください。
<Fさん>
74、76年の士族の反乱を鎮圧したのは政府軍と言っていましたが、その政府軍って近衛兵のことですか?
<石黒>
近衛兵も含まれるかもしれませんが、基本的には陸軍省が管掌している常備兵です。徴兵令で集められた兵士は3年間で終わりですが、それ以外のずーっと兵士をやっている人たちがいるのです。
<Sさん>
女子留学生は覚えるのは津田梅子だけでよいのですか?
<石黒>
いや、のちに大山巌(いわお)の夫人となる山川捨松(すてまつ)なども覚えたいです。冬期講習の「発展」でやる女性史で登場します。
<Nさん>
郎と朗を度々まちがえるのですが、いつもの読み方をかえるような覚え方がありますか?単純暗記なのでしょうか。
<Nさん>
歴史人物の人名で「郎」というのがたまに出てきますが「朗」と混乱します。
<石黒>
そんなに困りませんよ。基本的に「郎」です。「朗」と書かなければならないのは、長野朗・森喜朗・和漢朗詠集だけです。森喜朗は書かされることはありませんから、現実には2語だけ注意すれば良いのです。
それにしても「朗」なんてどこで覚えたのでしょうか。逆に不思議です。お友達にいるんですか?