映画『風は生きよという』

筋肉がどんどん衰えていく難病の女性のドキュメンタリー映画を見てきました。『風は生きよという』という映画で、写真はその主演女優・海老原宏美さんです。

海老原宏美さんと
実は僕が大学生だった時に、まだ小学生だった彼女と数日間交流があったのです。彼女はすでに車イス状態で、「大人になるまでは生きられないだろう」と言われていました。ところがどっこいアラフォーの現在もまだ健在でした!

おもしろかったのは映画の後のトークショーです。彼女が人生を楽しんでることがよく伝わってきて、うれしくなってしまいました。世間にしばられて生きている健常者よりも、よっぽど彼女のほうが自由に生きているんです。24時間要介護だというのに! 彼女は突き抜けていました。

声のトーンも話し方も非常に良い感じで、メディアで取り上げられたらブレイク必至だと思います。雲の上の人になってしまう前にサインをもらっておきました。
あれ? 雲の上って悪い意味じゃありませんよ。

まぁ、空気でも吸って
彼女とお母さんが二人で書いた本『まぁ、空気でも吸って-人と社会:人工呼吸器の風がつなぐもの』です。お母さんも娘の自立のために、大変な苦労をなさっていたようです。

映画はまだまだ各地で上映されます。興味のある方はこちらをごらんください。