先日、江戸東京博物館と江戸東京たてもの園に行ってきました。
江戸東京博物館では「大浮世絵展」が催されていたのです。江戸から明治・大正時代にかけての浮世絵の歴史がわかるというもので、祭日だったせいかすごい混雑ぶりでした。浮世絵はだいぶ見ているので、それほど目新しく感じたものはありませんでしたが、他とくらべると東洲斎写楽の特異性がよくわかりました。現在知られている作品の制作期間が、1年間に満たないというナゾの浮世絵師です。それから、葛飾北斎のプロ意識というか、絵に対するのめり込みっぷりにも惹かれました。僕がいう「やるならとことん」なんて、北斎のそれとくらべたら豆粒レベルです。
江戸東京博物館は両国駅にあるため、ついでに赤穂事件で有名な吉良邸跡も回ってきました。といっても屋敷などまったくのこっていません。ちょっとしたスペースがつくってあるだけです。
忠臣蔵に思い入れのある人は、感慨に浸れるのでしょうか。訪れる人は結構いるようでした。
ちなみに、この両国にはかつて頻繁に通っていました。というのは、今はなき両国予備校に週2回出講していたからです。両国駅周辺にいくつもあった校舎が、現在どうなっているかも見に行きました。ところが、すでに記憶があいまいで「この辺だったはずだけど……」なんてレベルでした。
やっぱり記憶は反復練習が大切ですね。
また後日に続きます。
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