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先日、Twitter上で質問がありました。そのやりとりを紹介します。

<Iさん>
中先代の乱と答えるところを宝治合戦と書いたり、鎌倉番役と答えるところを鎌倉将軍府と書いたりと、異なる時代のワードが頭の中でぐちゃぐちゃになってしまいます。この場合、どのように心がければこのようなことは無くなりますか?

<石黒>
シリーズ覚えをしていないせいだと思います。梶原景時の乱から始まる御家人の乱をシリーズで覚えていればそのようなことはおこりません。同種類のことをゴロで覚えるべきです。ちなみに鎌倉番役のことを役職だと誤解してそうですが、大丈夫ですか?

鎌倉将軍府なら陸奥将軍府とセットにして覚えるべきですね。それぞれ成良親王・義良親王がいて、それぞれを助けたのが足利直義・北畠顕家だったことをゴロを使って思い出せば、ミスは防げます。ゴロは「かなり直した むぎ畠のあきや」です。詳しくは『日本史でるとこ攻略法』(文英堂)をどうぞ。

ちなみに、鎌倉番役は京都大番役とセットにして覚えるべきです。御家人が果たす奉公には軍役・番役があって、その番役のうちの2つが鎌倉番役と京都大番役でしたね。全体をわしづかんで覚え、思い出す時もその全体を思い出すのがポイントです。それにはまとめが必要ですし、ゴロを利用するのが良いわけです。一問一答派の方たちが陥りやすい弱点ですね。独学受験生のみなさんはご注意ください。