唐松岳に登ってきました

今日は全編が山バナシで、画像も多いので、
携帯の人はスルーしてしまってください。

今年は、5月、6月に一度しか山に行けませんでした。
そのため体力的に自信がもてず、
かなりラクな山を選ばざるをえませんでした。
唐松岳というのは、北アルプスの山ではあるのですが、
「入門者向け」と言える山なのです。
スキー場のためのゴンドラとリフトが夏でも運行していて、
それを3本乗り継ぐと、あっという間に高度が稼げるのです。
実際、リフトを降りた場所には、
サンダル履きの観光客が普通に歩いていました。

というわけでそこから登ること4時間で、
唐松岳頂上山荘にたどりつきました。
この山小屋は登山初心者を誘うためか、
下界と変わらぬ喫茶室があります。
そこでコーヒーとケーキを食べました。

おいしいコーヒーでした

そして本館は建て直したばかりで、たいへんきれいでした。
すでに布団がしいてあって、雑魚寝できるようになってます。

ここで寝ました

もっとも、日曜日のせいか悠々と寝ることができました。
ただし、同室の登山客の加齢臭が立ちこめていました。
「オマエモナー」と言われそうですが……。

翌日は快晴で雲海からのぼるご来光が見えました。
もっとも翼状片という目の病気のせいで、
直視しちゃいけないのですが。

日の出

その後、朝食を食べて唐松岳に登りました。
小屋からは30分もかからないのですが、
さすがに初日に登る元気はなかったのです。

唐松岳と山小屋

頂上からは条件がよければ富山湾まで見えるとの話でしたが、
富山の町がかすかに見えるだけでした。
それでも快晴だったので、あこがれの剣岳が見えました。
年をとって足腰がダメになってしまう前に、
早いとこ鍛え直して登りたい山です。

あこがれの剣岳を背景に

ちなみに下りはラクなので、
新しい文庫本のタイトルをずーっと考えていました。
メモを片手にぶつぶつ言いながら歩いていたわけです。
さあ、今回は、僕の案が出版社に通るかどうか、楽しみです。

そして、帰宅してメールを受信してみたところ、
原稿の修正の仕事命令が届いていて、うなだれました。
僕の夏休みは2日で終わったわけです。
どうも9月いっぱいは原稿地獄が続きそうです。