夏休みの勉強時間は何時間?

夏期講習が1週間後に始まります。
今度の日曜日にはいち早く「日本史道場」もあるので、
ここ数日は講習の準備に忙殺されています。
実は今年から、テキストへの書き込みをIT化したのです。
今までは手書きで、
正解の記号とその選択肢の語句をテキストに書いていました。
それをフォトショップで書くことにしたのです。
さらに、解くためのプロセスはペンタブで書き、
出題データはデータベースからコピペすることにしました。
今までより作業時間はかかってしまうのですが、
再びその大問を使う際に再利用しやすいからです。

というわけで、今日は、
その夏期講習に参加する方からの質問を紹介します。

<Nさん>
はじめまして。横浜河合大学受験科に通ってるNと言います。初めて夏期講習の近現代集中講義で石黒先生の授業を受けるのですが、予習などは必要なのでしょうか?事前に用意した方が良いものなどはありますか?あと僕は今年から日本史を始めたので、周りの人にかなり遅れをとっています…、なので何かアドバイスを頂けたら嬉しいです。今はひたすら○○の△△先生の□□□□(編注:伏せ字にしました)をやっています。あと夏休みは日本史に何時間ぐらいとれば良いのでしょうか?第一志望は、慶應経済です…

<石黒>
とくに予習は必要ありません。
そのかわり十分な復習を授業後に毎日必ずおこなってください。
授業では見開き10面分のノートを書きますので、
ノートとメモを取るための紙を持ってきてください。
チョークは黄・赤・青・緑・オレンジ・太ペンを使います。

初心者向けの学習法は、でるとこサイトの
「初めてのみなさんへ」というページから読み始めたり、
(パソコンでごらんの方はこちらからどうぞ。)
Yahoo!などで
「でるとこ攻略日本史ブログ」と気になるキーワードを並べて
検索したりしてみてください。

最近も7月3日に
「私立難関大合格への最短コース」という記事を書いたばかりです。
ブログのカテゴリーを見てもらえばわかりますが、
「政治史」の勉強法の記事だけで111個あります。
念のため伝えますと、
□□□□は出題率を気にしていない参考書なので、
意外と出題される用語が抜けている一方で、
出題されない用語が赤字になっていることがありします。
ご注意ください。

それから夏休みの勉強時間ですが、
基本的に合格水準に到達するまで勉強し続けるしかないと思います。
先日、ある現役生から聞いた話では、
その学校の生徒の半数だかが
夏休みに600時間勉強するとのことでした。
3教科受験なら日本史には150時間くらいかけられるということです。
高校で日本史をやっている現役生が150時間なら、
日本史初心者は200時間、
また、もう後がない高卒生なら250時間とかになるでしょうか。
どちらにしろ志望校への気持ちが
どれほど強いかで決まるように思います。