1学期の復習

各予備校では、いよいよ前期の最終週に入りました。
ここで、既習範囲の復習法について紹介します。

まず、夏休みのスケジュールを把握しましょう。
講習の入っている日はカレンダーに印をつけるなどして、
一日に確保できる勉強時間を洗い出すのです。
その中から、前期の復習にあてる時間を捻出しましょう。
時間数が把握できたら、
それを前期に進んだページ数で割ってください。
40面ノートだけでなく、文化史プリントもありますよ。
元禄文化までの10面分です。
これで、どのくらいのペースで
復習を進めればいいかがわかるはずです。
ノート各ページの内容を思いだして、復元を目指してください。

ノート覚えと並行して、
問題集や過去問で演習しながら、学習進度をはかりましょう。
問題集の選び方は、こちらで詳しく書いています
以前に解いた問題集があまりにも間違いだらけなら、
もう一回やる価値もあるかもしれませんが、
そうでない場合は、別の問題集をお勧めします。
『あるある正誤問題』はセンター対策用の問題集ですが、
正誤問題を大量に解くことで、
内容理解がきちんとできているかのチェックになりますよ。
また、史料問題集にも忘れずに取り組んでください。

夏期講習開始前にこれらを終えることができればベストですが、
河合塾の藤沢現役館や南浦和現役館などは
講習が7月に始まってしまうので、
それまでに全部を終えるのは厳しいでしょうね。
逆にワセヨビ生は準備万端で講習に臨めるはずです。

夏休み中の勉強でもっとも肝心なことは、ペースを維持することです。
過去にこんな例がありましたが、他山の石として健闘してください。