つながる近現代の使い方

ようやく原稿が一段落しました。
次の締切は9月なので、しばらくは焦らずにすみます。
また、発声の個別レッスンも月曜日が最終回でした。
ラジオのアナウンサーのえらい方に10数時間も教えていただいたので、
発声法はもちろん、話すテンポや間の取り方、さらには収録方法まで、
さまざまなことを学びました。
授業や音声教材の中に少しずつ現れていくはずです。

さて、2学期に入る前に、
近現代の骨組みをつくっておくことをお勧めしていますが、
『でる日講義−つながる近現代−』を購入してくださった
地方のかたから、こんな質問をいただきました。

<Hさん>
一学期の復習もあるのですが、どの時期から始め、どのくらいの時間をかけ、学習したらいいでしょうか?

<石黒>
「近現代の予習は1学期の復習が終わってから」なんて考えていると、
ずるずるして夏休みが終わってしまうのがよくあるパターンです。
1学期の授業が終わったら、すぐに始めてください。
夏休み中は、1学期の復習と同時進行で勉強していくのが良いでしょう。

「つな近」にどのくらい時間をかけるかについては、
短ければ短いほど良いですが、
きちんと内容を習得していなければ意味がありません。
結局、2学期の肉付けのときにやり直すハメになります。
骨組みがマスターできたかどうかを試すために、
テキストに演習問題がどっさりついています。
映像授業を受けた範囲内で
問題を解き進められるようになっていますので、
活用してください。

『でる日講義−つながる近現代−』のテキストには、
講義で使うまとめとは別に、23題の大問がついています。
言うまでもなく詳細な解説付きです。
なので、これで習得レベルがすぐに確認できるのです。
そのうえ個別アドバイス模試も付いています。
自宅で解いて解答用紙を送ってもらい、それをこちらで分析して、
個別に弱点分野とアドバイスをお返しするものなのです。
きちんとマスターしてもらえたかどうか、
講師の僕のほうも気になるところなんです。