貨幣史を学べる教材は?

通年授業が終わった方は、いよいよ全範囲復習に入るべきですが、
弱点部分がはっきりしている人は、
そこに傾斜生産方式( by 有沢広巳)で重点復習するべきです。
ときどき縄文時代や弥生時代を忘れちゃってるから……と言って、
最初にもどる人がいますが、そういう人は大成しません。
まだ12月半ばのこの時期ですから、
ちゃんと全範囲をやり遂げようという強気姿勢で、
弱点分野の克服からいくべきです。
たとえば江戸時代の商業とか交通とかに手を付けてないなら、
通年授業の終わった今こそ取り組むべきでしょう。
史料や文化史がおろそかなままの人もいるでしょうね。
ならばそれに取り組むべきです。
弱気な人は、ついつい自分の知ってるところに戻りたがります。
そこが居心地がいいからです。
ラクしてたら上には行けませんよ。
こういう話は、運動部に全力を注いできた人の方が、
納得しやすいでしょうね。
ならば、今こそ、その経験を生かすべきですよ。
どんどんチャレンジして、先に進んでいってください。

というわけで、河合塾生からの質問を紹介します。

<Tさん>
夜分遅くすみませんが質問があります。通年授業もおわり、ノート覚えや難関大用語集解、あるある正誤問題や文化史覚えに追われていますが、この前お話ししたPCの調子が悪いのもなおり、文化史の映像授業の聞きなおしを再開できました。それで以前河合塾であった先生の貨幣史の講座にでれなかった上に、後期からしか先生の授業を受けれていないので、どうにかして貨幣史の所を埋めたいと思っています。そこの範囲は自分でも取り組んではいるのですが、なかなか分かりにくいので、先生の教材でよいものがあったら教えてください。もしくは、冬期講習の講座もしくは直前講習で取り扱うことはありますか?
PS.
今日河合塾に向かう際、郵便局の目の前を通ったので、前島密1円切手買いました。1871年と1円がかぶってもう忘れません。あと難関大用語集解は1周や2周チェックペンをかけただけではすぐ薄くなってしまうので、意地になって何周もやってます。MARCH学習院の教材楽しみにしてます。編集頑張ってください。

<石黒>
貨幣史に関しては、
『でる日講義−経済・外交史(近現代)−』で扱っています。
「テーマ短期講座」で講義した交通史も、
こちらの教材に入っています。
テーマ短期でやった内容は、
講習でもう一度講義することはありません。
まだまだやるべきことはたくさんありますので、
とてもそんな余裕はないんですよ。
前近代部分も『難関大用語集解』できっちり仕上げてください。

●管理人より●
昨日、冬休みのおすすめブログエントリーを
でるとこサイトに公開しました。
講習の予習に関する記事をはじめ、
冬休みを迎えるにあたって
ぜひ読んでおきたいものを集めていますので、ご覧ください。