江川英竜が築造した台場で

昨日の話の続きもあるのですが、今日は先に別の報告をします。
いや、このブログを熟読している人から、
こんな声が聞こえてくるような気がしてならないのです。

「イシグロは、かき氷ばっかり食ってて、
 肝心なことを忘れてるんじゃないか?」とか、
「山は逃げないけど、今月いっぱいでなくなるものがあるだろ」とか。

はい、というわけで、お台場に行ってきました。

台場というのは、そもそも約150年前に作ったもので、
大砲を設置するための台です。
ペリーの圧力に対抗しようとしたわけですね。
入試では、作った人が問われることがあります。
江戸幕府の命を受けた江川英竜(太郎左衛門)です。

……なーんて、入試ウンチクはどうでもいいですか。
でも、「江川英竜はあの世でどう思ってるんだろう?」
なんて、ふと考えたんですよ。
その後、太平洋戦争でアメリカと戦ったなんて知らないわけですし。
もっとも150年経っても、まだアメリカには勝てないわけですけど、
アメリカに勝つ戦略だけなら、できてます。
そう、モビルスーツの開発ですよ! V作戦です!
しかも、もうガンダムの外側はできてますから、
後は、中身だけです。
動力装置が気になりますね。
国産エネルギーで動かせないと、また負けますから。
太平洋戦争でアメリカに負けたのは、日本に資源がないからです。

それにしても derutoko.com のスタッフには、
身も蓋もないことを言う人がいてしらけます。
「実物大、実物大とか言って、実物なんてないじゃん!」
と、しきりに言うんですよ。
最初は何を言ってるんだかさっぱりわかりませんでした。
実物と同じサイズで作っちゃうなんて、スゴイじゃないですか。
そうしたら、彼女は「ガンダムって二次元じゃん」と答えたんです!
なんてこと言うんですか!
すでに宇宙世紀が始まろうとしているのに、
オールドタイプはこれだから困ります。

大地に立つガンダム

「イシグロなら行くだろ……」って思ってた人、いますよね?
名古屋に住んでいる知人ですら行っているというのに、
東京に住んでいて行かなかったなんて、
一生後悔するかもしれないと思って、行ってきました。
写真は百数十枚撮ったうちの1枚です。
いくら入場料がかからないからと言っても、
ものすごい数の人がいることがわかるでしょうか。
政治家たちも知った方がいいと思いませんか?
これほどの大勢の人が、ガンダムに夢を見ているんだってことを。
「ガンダム開発計画」なんてぶち上げる政党が出てきたら、
意外と票が集まるかもしれませんよ?
そこにはぜひとも「V作戦」と括弧書きしてほしいものです。