桂離宮日記(3) −古書院完成−

今日は受験には何も関係ないエントリーです。

ついに桂離宮の中核、古書院ができました!
作業内容が細かすぎて、
ここまでの道のりがいかに困難だったかを
克明にお伝えすることができなくて非常にもどかしいです。

古書院完成!

手前に見えるのが、最大の難所であった月見台です。
その左脇には、前回の日記で報告した部品が貼り付けてあります。

ちなみに、月見台に手を付ける前に、
ソルベントという溶解液を買ってきました。
これを使えば一度貼ったところでも、はがせるのです。
非常事態に備えておこうというわけです。
実際、月見台を組み立てるのは本当に難しくて、
これにだいぶお世話になりました。

 接着剤で貼る
   ↓
 よく見るとズレてる!
   ↓
 ソルベントではがす
   ↓
 もう一度貼り直す

月見台だけでこれを3回くり返してしまいました。

それにしてもうれしいので、違う角度からもごらんください。

月見台を横から吹抜屋台の古書院

縁側の端に立つ柱は、一本一本立てて、
その上に梁を横たえています。

これで、面積的には全体の5分の1くらいできました。
「なかなか順調じゃないか」と自画自賛したいところですが、
部品の数で考えると実はまだまだです。
全253パーツのうち、使ったのはたったの14パーツなんです!
10分の1にも届いていません。
気が遠くなります……。