映像教材があっても予備校の授業は受けるべき?

今日は地方のかた向けのエントリーです。

<Wさん>
こんにちわ。近現代のことなのですが、石黒先生のつな近を使用させてもらってます。一応すべてつな近の暗記は終わりました。ストーリ話しながら、復元できるようになりました。予備校でのテストも、先生が「ここは頻度が低いからできなくてもいいよ」と言ったところが普通にノートに載ってるので、なんだかなぁ~笑”と思って授業受けてます。やっぱり、”講師の勘と経験”とか言ってる人より、出題率で研究されている石黒先生はすごいなぁ~と改めて実感させられました。そこで、2学期から予備校の日本史の講義範囲が近現代なのですが授業は必要なのでしょうか?近現代のおおまかな流れは石黒先生の講義で頭に入ってるので、受験生が本当にほしかった問題集で知識を増やしていくっていうのが一番ですよね。予備校での授業は出席したほうがいいですかね?お忙しいと思いますが、お返事いただければ幸いです。

<石黒>
W君、お久しぶりです。
予備校の授業を受講するべきかどうかは判断に悩みますね。
先生によっては受講する価値はないかもしれません。
ここにもあるとおり
『受験生が本当にほしかった問題集 日本近現代史』から
どんどん知識を増やしていくことは必須です。
その上で過去問を解いて、
それぞれの用語の出題パターンや正誤問題に慣れていってください。
その時にもつな近ノートファイルにメモを残していきましょう。
『聴くだけ日本史−内閣編−』を持っているなら、
その知識も100%吸収してしまってください。
付属する内閣プリントの重要性にも気づくはずです。
自分に甘くならないようにお願いします。

<Wさん>
早いお返事ありがとうございます。聞くだけ日本史も持っているので、100%の知識を吸収しようと思います。夏期講習ではお世話になりました。本当にあの5日間で日本史に対する考え方がかわりました。ちなみに友人達は必死に一問一答をやっています・・・。Z会のがいいとか、東進のほうがレベルが高いとか言ってるけど石黒先生の日本史を知っている自分からすれば、残念だなぁとしかいいようがないです。一問一答しかやってない人にかぎって、日本史は12月から間に合うって言っていたり、過去問を見ていなかったりしてるようです。でも、自分も石黒先生の日本史と出会っていなかったら一問一答勉強していたと思います。そう考えるとゾッとします・・・。本当にいろいろ面倒を見ていただいてありがとうございます。

W君は derutoko.com の教材をいろいろ使ってくださっているうえに、
かなり遠方なのにもかかわらず、
はるばる夏期講習を受講しに来てくださった人です。
なので「面倒を見る(ほどのことじゃないですが)」のは、
当然のことに思います。
でもこれってよく考えるとおもしろいことかもしれません。
というのは、世間には「通信販売はうさんくさい」と思われる方が、
まだまだ結構いらっしゃるようなんです。
それが「ここではまったく逆じゃないか!」って思うからです。
販売した側には、
どなたにどの商品を販売したかの記録が残っているのです。
それゆえに教材の訂正はもちろん、
教材を使い始めてから湧いてくる疑問にも直接お答えできるのです。
市販の参考書の著者に直接メールで質問して、
答えがが返ってくるというのはあまり聞きませんよね?
僕自身も市販の参考書についての質問はほとんどいただきません。
ところが通販の教材についての質問はよく受けます。
だから derutoko.com では、各教材の定番質問とその回答を、
メールでお送りしているほどです。
先日も一斉に各教材のアフターフォローメールをお送りしました。
実は、通販の方が双方の顔が見えているんですよ。

食品に混入された有害物質の報道が目につく昨今ですが、
もっと生産者と購入者が直接結びついていればいいのに……、
などと思っています。