『難関大用語集解』編集日記(1)

新刊本のタイトルが決まりました!

 粋を究める受験日本史
    難関大用語集解

「なんかんだいようごしゅうげ」と読みます。
一般の人には意味不明な名前ですが、
これを買うチカラのある人なら、
その意味がわかるんじゃないでしょうか?
はい、惟宗直本にならっているわけです。

石黒の出している教材の中で、
まだ出していない部分だったのが、

 古代から近世の細かい用語 だったのです。

『いっきに読める日本の歴史』では、日本史全体のストーリーを書き、
『読むだけ日本史(1)』では、
古代~近世のA~Cランク用語を赤字で書きました。
ここにはDランク用語も黒字で相当書き込んであります。
そして『日本史事始』でその範囲の問題演習をできるようにして、
解説を通じてポイントを明らかにしました。
Dランク用語を加えているのは言うまでもありません。
それでも残った細かい用語たちを、ついに完全に集めたわけです。
といっても辞書のようなものではありません。
もちろん一問一答集でもないです。
「ここまで拾ってみてほしい」という用語を使って、
かみくだきながらポイントを説明している本なのです。
しかも、説明の後にはそれがどういう形で出題されたかがわかるように、
その出題例を小問で挙げておきました。
難関大で実際にどう出題されているかを見れば、
ぬるい気持ちが吹き飛ぶのはもちろん、
そのできごとのポイントがいっそうはっきりするはずです。
さすがに出題例まで見せることは、
ワセヨビの単科講座「でるとこ日本史プラス」でもできないことです。
かなりオタク度が高い参考書にしあがっているわけです。
粋を究めたい人はお楽しみに。