再チャレンジへの宣言

僕の授業を再び受けるという方からメールをいただきました。

<Xさん>
こんばんわ。夜分遅くに失礼します。石黒先生に言われて、偉人の言葉とでるとこblogをプリントアウトして読み漁りました。そして、自分がダメだったところが多数見つかりました。。
(1)自分はしゃべり勉強をしていなかった。
他サイトの合格体験記にも多数の合格者がしゃべり勉強をしていました。
対策→しゃべり勉強をはじめます。あれだけ石黒先生が推薦してくださった勉強方法なのに実践しなかった自分はバカでした。なので今年はワセヨビで一番しゃべります笑。しゃべれない公共の場ではつぶやきまくります笑。
(2)日本史は復元の勉強ばかり机でやっていた。
こうしてしまったせいで日本史の問題を解く時間が減ってしまったように思います。それに、インプットよりアウトプットの方が大事という意見も多数の体験記に書いてありました。
対策→復元のための勉強は授業後に一度だけにします。それ以降の復元は朝の満員電車の中で行い、机の上ではアウトプットに専念しようと思います。満員電車では身動きができないので丁度いいです。
(3)先生に積極的に質問しにいかなかった。
これはただ単にわからない部分がなかったからという高いステージの理由でわない事はすぐわかったのですが、なぜ行かなかったかの理由がなかなかわかりませんでした。が、自分なりに答えを出しました。自分は先生のおっしゃった勉強方法に乗らず、知らないうちにどこか後ろめたい気持ちになって、行くのを渋った事。それと、ただ単に自分の勉強の深さが足りず、先生に質問するレベルに到ってなかった事の二つが重なったからかと思いました。
対策→(1)(2)にと同じような内容ですが、素直に石黒先生の推薦した勉強方法に乗り、自分がまだ低いステージにいる事を自覚し、一年間、本気で早稲田満点を狙う勉強をしたいと思います。
長々とすいませんでした。もしこれだけ宣言して実行しなかったら、格好悪すぎですね笑。宣言したからには、本気でやります。今まで、石黒先生の言うことを聞かなかった自分ですが、これからは心を入れ替えて頑張ろうと思います。一年間よろしくおねがいします。(後略)

<石黒>
返信が遅くなり申しわけありません。
ようやくわかってきたようで何よりです。
もっとも、まだ気づいてないところがあるようにも思いますが。
何しろ、あれだけしゃべることや脳内復元を提案していたのに、
やってみてなかったのですから。(後略)

実は、このX君は、昨年中の何度かの会話から、
不安を感じていた一人でした。
詳細は書きませんが、彼の言動から、
僕の提案を受け容れていないところが
いくつもかいま見えていたのです。
それは上記にある「しゃべり勉強」のことではなく、
また別のことでした。
いや、もちろん自己流で受かるのなら、なんの問題もありません。
世の中には驚異的な英語能力の受験生もいますからね。
日本史なんて5割正解できればいいって場合もあるでしょう。
しかし、そんなに英国ができるわけじゃなかったら……?
できるだけ日本史を効率よく短時間で修得して、
英国のために時間を確保しなければならないんです。
なのに、それが要領よくできない人がいます。
かたくなで、自分のプライドを脱ぎ捨てられない人です。
こういう人にはある程度は呼びかけますが、
どうしようもなくてあきらめることもあります。
冷たいようですが、痛い目に遭わないと目覚めないのでしょう。
もっとも一度で目覚めるとはかぎらないわけですけれど……。

というわけで、再チャレンジの人たちには、
できるだけ少ない回数で目覚めることを願います。
かたくなな人は、現役生より高卒生に多いのが実情ですから。