2005年の早稲田大(一文)の問題に次のような問題があります。
問
807年に斎部(もと忌部)宿禰広成が著した『古語拾遺』は,撰者自身の氏族が置かれている現状に対する不満と憤りを,朝廷(天皇)に訴えた上申書である。この上申書に含まれる文章はどれか。該当する記号をマークしなさい。
ア 貞観年中に,応天門及び大極殿,しきりに災火あり。
イ 三の君の夫は,出羽権介田中豊益,偏に耕農を業と為して,更に他の計なし。
ウ 詔を承りては必ず謹め,君をば則ち天とす,臣をば則ち地とす。
エ 倭人は帯方の東南大海の中に在り,山島に依りて国邑を為す。
オ 其の四を忌寸といい,秦・漢の二氏及び百済の文氏等の姓と為す。
答えはどれだと思いますか?正解は次回のブログでお伝えしますので、考えてみてください。