夏期講習の感想をいただきました(1)

藤沢・南浦和と続いた河合塾の夏期講習が8月2日で終わりました。
例によってへとへとなところに、
帰りの埼京線が花火見物客でいっぱいでうんざりでした。
そういえば昨年もそうだった気がします。
予備校講師という職業は、
どうも人が休んでる時に仕事をする職業のようです。
周囲がお休みモードの中で、キリキリ働いていると、
その温度差にイライラすることもしばしばです。
まあ、どうせいつでも仕事してるじゃないか……って話もありますが。

さて、藤沢の講習終了後にこんな感想をいただいていました。

<Kさん>
石黒先生、5日間お疲れ様でした!私は総合日本史演習<発展>と早慶大日本史をとっていたのですが、とーっても内容が充実していて本当に良かったです!!アンケートにも書きましたが、史料問題を解くのが楽しいと思えるようになりました。 史料からキーとなる言葉を探し、また設問からもヒントを探して・・・そして何の史料かが分かった瞬間は本当に快感でした(笑)あと「時期を考える」大切さがよーく分かりました!今では常に頭の中で石黒先生の「じきじきじきじき・・・」がリピート再生されています(笑)土地制度も分かりやすかったです。石黒先生が書く図、本当に最高です!!!プリントをしっかり復習して、どんな問題に出会っても無敵になりたいです!早慶大日本史は早稲田ネタが充実していて、「早稲田は~・・・」の度に緑のペンで○をつけたりメモってました!夏休みの早い時期に日本史の講座があって本当に良かったです。英語や他の教科の勉強もしっかりやりつつ、40面ノートをしっかり覚えきって、赤本、史料問題、文化史もちゃんとやっていこうと思います!そういえば石黒先生が今日の早慶大日本史で史料問題の表紙がちょっと・・・みたいなことをおっしゃっていましたが、私としては一見普通のリングノートにしか見えないところが気に入っています!なぜなら友達からの「なに~?その参考書~?」「見せて~!」の質問攻めにあわないですむからです(笑)火曜からは南浦和で講習みたいですが、お体に気をつけて頑張って下さい!(今日、時々ゴホゴホなっていたので・・・)9月の1回目の授業、気合いを入れて受けます!確か下敷き2枚持って行くと良いんですよね?楽しみにしています!お忙しいのにこんなに長いメール送ってしまってすみませんでした。

<石黒>
講習はなかなか良かったようですね。
その調子でノート復習と問題演習に励んでください。
ちなみにゴホゴホはアウトでした。
次のタームの2日目あたりから喉が痛くなってしまいました。
それから『どこでも史料問題』は、
僕としては「見せて見せて~」ってなってほしいんですけどね。
どうも僕の授業を受けている人は、ノートでも参考書でも、
人に紹介しない傾向があるみたいで複雑な気持ちになります。
そして、2学期初日の授業の下敷き2枚の話はよく覚えてましたね。
三大改革はむちゃくちゃ重要なページになります。
下敷きはともかく、いきなりハイスピード授業が始まりますので、
十分覚悟してきてください。

史料問題というのは、実際に解いてみて初めて大変さに気づくものです。
ただし、そこに適切な解説がないと、
空欄だの下線だのを、
ただ暗記するものだと勘違いしてしまう人が出てきます。
丸暗記しきれるような数じゃないことも知らずに……ね。
先を見通せない人はカナシイです。
だから、史料の判別方法に始まって、空欄の答えの導き出し方など、
問題を解いている人の後ろに立って、
アドバイスしたいことが山ほどあるのです。
それには音声の解説の方が似合っているような気がしませんか?
史料のフレーズも音で耳になじませておけば、
空欄の語句が答えやすくなりますし。
そうした理由で『どこでも史料問題』シリーズは、
音声CDを付けているのです。

ちなみに印刷会社とのトラブルで、表紙が無地になっていましたが、
そろそろ表紙付きバージョンを販売できそうです。
Kさんのような無地バージョンがお好みの方は、
今のうちにご注文ください。
なんだか変な宣伝になってしまいました。