データ入力作業は相変わらず続いているんですが、
遅れがちだった上智大の入力がようやく終わりそうです。
2007年はそれまでの問題とくらべて変化が起こっていますが、
相変わらず、すさまじい問題が散見されます。
そのせいか、旺文社の『入試問題正解』などは、
ある大問で解答を間違えまくっています。
それにしても上智大の問題を見ていて思うのは、
時期を問うのが本当に好きだなあということです。
手前味噌で申しわけありませんが、
『聴くだけ日本史』シリーズは上智大には最適です。
とくに上智大を意識して作った教材ではないのですが、
美術史編も内閣編も上智対策にはピッタリじゃないか!
と、つい自画自賛してしまいます。
こうした教材を使わずに、
時期を覚えたかどうかを確認するのは一苦労でしょう。
でるとこサイトには、少しだけですが、
チェックテストができるコンテンツがありますので、
やったことのない人は一度おためしください。無料です。
「3択チェック 彫刻10作品!」
「内閣チェックテスト」
(※携帯からではできません)
ちなみに上智大では、
歴史用語の正確な読み仮名を知っている必要がありますが、
『聴くだけ日本史』シリーズは音声でアタマに入ってきますから、
正確な読み方に慣れることもできるんです!
さて、今日はその上智大志望の方からの質問を紹介します。
<Yさん>
おはようございます。僕は東京本校で授業を受けている者です。最後の追い込みとして、日本史をの得点を上げたいのですが、土曜のplusの授業には出ていません。その授業に代わるような教材があれば、提案してもらえますか?ちなみに、第一志望は上智の法(国際関係)で日本史以外の科目は、目途がついています。
<石黒>
でるとこプラスを受講していないとのことですが、
史料に関しては『どこでも史料問題』を
使ってくださっているようなので、
それをみっちりやればいいでしょう。
文化史は、講習もしくは映像で授業を受けてください。
ところで、アチーブメントテストの順位表で
名前を見かけた記憶がありませんが、
アチーブは受験しているんでしょうか?
もし8割正解していないようでしたら、
ノート覚えをもっと綿密にやることが最優先です。
ただし、授業後の質問内容や授業中のY君の様子を見る限りでは、
内容理解が足りていないと思います。
それを克服するためにも、過去問をできるだけたくさん解くべきです。
最近は、上智大の赤本は掲載年数が少なくなっていますので、
古い赤本などを利用して、
ありったけの問題を解くくらいのつもりでいた方がよいでしょう。
ただし、上智大は全私立大学で最も超難問が多い大学ですので、
正解する必要のない問題が多数含まれていることに注意してください。
<Yさん>
わかりました。ありがとうございます。これからは日本史にかなりの比重(8割ぐらい)をかけれそうなので、テープを聴きながら踏ん張りかけたいと思います。とにかくノート暗記と赤本演習にハシります。
なーんて言っていたY君ですが、
先週は通年授業をお休みしていて心配になりました。
各校舎ではもう戦後史に入っていますよ。
「東西ドイツが統一した時の日本の首相は誰か?」
こんな問題を上智では2度も出題しているって知ってますか?
ほんとにぶっ飛んでいる大学です。