手を焼く上智の文化史問題

2013年度版の最近の話題プリントが、ようやく完成しました。なぜだか最近出題されるようになったネタや、40番ページには書いていない時事問題など、40面ノートに盛り込めなかった情報が最終チェックできるプリントです。ニュースや新聞をチェックする時間のない受験生も、日本史で問われる最新ネタを、入試における出題ポイントをおさえながらフォローできます。
このプリントは、早稲田予備校と河合塾で、石黒の担当する直前講習の大学別対策講座で配布します。また『MARCH学習院あるあるチェック』にも付属します。最後の詰め込みに、活用してください!

今日は、文化史を独学でがんばっている現役上智受験生からの質問を紹介します。

<Tさん>
こんばんは 夜遅くに失礼します。河合塾で、先日まで通年授業でお世話になった者ですm(_ _)m先生の分かりやすい授業のお陰で、偏差値も15ほど上げることができました!とても感謝しています、そして、冬季講習も宜しくお願いします!
本題ですが、私は上智大学を志望しています。文化史に力を入れるべきなので、夏頃から授業で貰った文化史プリントを覚え、同時に聴くだけ日本史の美術史と文学史編をコツコツやってきました。そして12月からは上智大学コンプリートミッションの文化史関連のところでさらに知識を補っています。これまでのところ、かなり意識して漏れなく勉強してきたのでセンターや模試などの文化史は怖いもの無しです。しかし、やはり過去問を解いてみると、まだまだ知らない言葉や太刀打ちできない問題もあります。そういった問題には、今後どのように補えばよいのでしょうか?自分では、DVD授業の教材をやらなかったことが大きく遅れをとっているのかなと思っています。今後残されたわずかなどのように対策すべきかお忙しいかと思いますが、返信くださると嬉しいですm(_ _)m!!

<石黒>
偏差値15アップとは、すばらしいですね。
文化史については、仏教や思想などの抽象的な分野の場合、文化史プリントを覚えるだけでは解けない問題が多数存在します。そこでつまずいているとしたら、映像教材で掘り下げて勉強しなかったことが響いている可能性があります。
逆にそうした分野を独学でクリアできていたとしたら、あとは上智大ならではのどうしようもなく難しい問題で落としているのではないでしょうか。例えば、2012年2月4日入試の大問3などは、Eランク用語が続出した相当難しい問題でした。これは点差のつく部分ではないので気にせず、確実に取るべきところをおさえましょう。『上智対策コンプリート・ミッション』をマスターすれば、それらは拾えるはずです。

<Tさん>
お返事ありがとうございます やはり、難問は捨てることにしていま拾えるものだけを確実に覚えるようにしていこうとおもいました。これからも、コンプリートミッション、使い込ませていただきます!
それから、そのコンプリートミッションをやっていて、これはどこにあるか、みたいな問題につまずくことがあるんですが、その文化史単語とセットで場所(旧国名と今の名前)を一つ一つ丁寧に覚えるべきですか?教えてくださいm(_ _)m!!

<石黒>
場所は当然覚えてください。1学期の授業で、旧国名が出てくるたびに、地図で旧国名と都道府県名をできるだけチェックするようにお願いしたとおりです。チェックすべき旧国名の多くは、文化史プリントにも書いてあります。早稲田予備校の直前講習や『でる日講義−アラカルト−』では地図対策をやっていますが、河合塾ではやってないので、ハンデとならないように注意してください。

上智対策コンプリート・ミッション

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