2007年第1回駿台全国模試(1)

先日行われた駿台の模試にこんな問題があったそうです。
記述問題です。

問 唐・新羅の来襲を危惧した中大兄皇子は、大宰府の北側に約1.2kmに及ぶ【空欄】を築くなど国防の強化をはかった。

この【空欄】には何が入ると思いますか?

その答えを出したら、続きをごらんください。
この問題について質問メールが届いたんです。


<Kさん>
お忙しいなかすみません。
先生の授業を取っていて、今日もテキストの問題について質問したKです。
現在ノートの復元をしつつ、やった部分の日本史事始や、赤本の問題を解くという勉強の仕方をしています。そこで、ノートにない単語がでてきて、消去法や推測などで問題は解けた場合、ノートに書き足さないでも大丈夫ですか?

<石黒>
足さなくても大丈夫です。
もっとも、ノート習得レベルが低い場合は、
「実はノートに書いてあった」
なんてことがあるので注意してください。

<Kさん>
返信ありがとうございます。
とりあえず、わからなかった単語は、ノートと読むだけ日本史でチェックするようにしてます。
昨日駿台の全国模試を受けたんですが、その模試の問題で
「唐・新羅の来襲を危惧した中大兄皇子は、大宰府の北側に約1.2kmに及ぶ【空欄】を築くなど国防の強化をはかった。」
この空欄に記述で答える問題があって、僕は大宰府の北側だから単純に大野城って書いたんですが、答えは水城でした。
これは城が1.2kmもあるわけがないからってことですか? 的外れな質問だったらすみません。

<石黒>
この問題を解く際に、
大野城だけでなく他の国防強化策をまとめて思い出したでしょうか?
その上で、水城と比較して大野城を選んだということでしょうか?
それとも単純に「大宰府の北側」というだけで、
大野城しか思い出さなかったのでしょうか?
もし後者だとしたら、
K君は一問一答的学習になっているのではないかと思います。
水城がどういうものだったかを思い出してください。

本日は新木場ダッシュも効いて、
例の洋食屋の営業時間に間に合いました。
……とここまで電車の中で書いて、
お目当ての洋食屋に向かったのですが、
今日は店内工事のため臨時休業していました。
がっくりうなだれながら、隣のステーキのチェーン店で食べました。
なかなかまともな夕食にはありつけません。