冬期講習は終わったのですが、その翌日から、
今度は直前講習が始まっています。
この時期のワセヨビでは、
沖縄史・北海道史・女性史・地図・グラフ・正誤問題を、
140分×3日間で仕上げています。
マイナーに見える沖縄史・北海道史・女性史の入試直結講義と、
独学ではポイントのとらえにくい、
地図・グラフ・正誤問題を解説しているのです。
この講座はズームインDVD版がないため、
稲毛海岸校などから直接受講に来てくださる方もいました。
上記のテーマはいくつかの大学で出題が目立ちます。
おろそかにならないように気をつけてください。
沖縄史・北海道史・女性史・地図・グラフ問題は、
derutoko.com でも『でる日講義−アラカルト−』で扱っています。
さて、12月の段階でこんなメールをいただいていました。
<Hさん>
先生、こんばんは。夜分遅くに申し訳ありません。昨日、通年授業が終わり40面ノートが完成してなんだか嬉しいです(笑)私、1学期・2学期のあたりはかなり伸び悩んでいたのですが、最近漸く波に乗ることが出来ました!先生が仰るように、遅咲き過ぎました。でも一度良い成績が出ると、次も頑張らなきゃとどんどん良い気持ちの循環が出来てきて、まだまだ満足はしていませんが、初めの頃に比べると15近く偏差値も上がり、本当に感謝しています。近現代は復元もすぐに出来るのですが、意識の低かった頃の古代や中世を今、完全に復元可能にすべくやり直しています。早慶日本史の予習も進めていて、難しい問題もあるものの、手応えのある問題もあるし、講習が楽しみです。それとやっぱり荘園が不安なので夏のテーマ史の問題を解き直してみました。荘園は、自分の理解が本当に合っているか不安だったのですが、問題にあたってみるとどこが勘違いしていたか分かって良かったです。長々と質問もないのにすみませんでした。冬季講習、直前講習とまた宜しくお願いします。先生も、体調お気をつけてください。
<石黒>
返信が遅くなり申しわけありません。
メールをいただいてからHさんのことを考えてみたのですが、
1学期の段階では、まだ日本史を理解して修得するという意識が、
少なかったのではないでしょうか。
遅咲きにせよ、ようやく伸びてきてホッとしています。
後はHさんも言うように、
前近代部分をどこまで上げられるかでしょうね。
荘園については、夏のテーマ別の講座を受講していてよかったです。
あのテキストについていた問題は、問題としても良いですし、
リード文を読むことで土地制度の理解が深まるという意味でも、
良い問題でした。
他にも苦手な部分があったら、
そんなふうに読み直すのも良いかもしれませんね。
ラストスパートをがんばってください。
ここで言っている土地制度史の問題は、
『でる日講義−経済・外交史(前近代)−』のテキストにも、
掲載されているものです。
映像教材を使っている人は、
理解しにくくても見直すことができるので、
たぶん大丈夫だとは思いますが、
問題を解くことで理解が深まることは確かです。