初陣を飾れるか!? 5月の校内模試

早稲田予備校(ワセヨビ)では、月に1度、
「アチーブメントテスト」と呼ばれる校内模試があります。
入試問題をベースにして作成したもので、
しっかり学習した人なら、9割を正解できるのですが、
準備をおろそかにしていると、とたんに4割台に落ち込みます。
内容は、政治史だけでなく、文化史分野も含みますし、
問題のタイプも正誤問題・史料問題・グラフ問題……と、
論述問題をのぞくさまざまな問題が並びます。
一般の全国模試よりレベルが高いのも特徴です。
ただし出題範囲が狭いため、その範囲さえしっかり習得していれば、
現役生だろうが、日本史初心者だろうが、誰でも高得点が出せます。
実際、数学選択から切り換えた人が毎年上位に登場しています。

初回の試験は4月にあったのですが、
高卒生の素の力を測るため未習部分も含んで広範囲に出題しました。
一方、5月の試験の出題範囲は「旧石器時代~奈良時代」です。
現役生も高卒生も授業が終了している範囲なので、
いよいよここから、本当の学習成果が判明するわけです。
5月の試験で高得点が出せると、
難関大合格のレールに乗っていきやすくなります。
たしかに「5月は落としたけど後から追いついた」という人も、
いるにはいるのですが、
やっぱり最初から飛ばしていった人の方が圧倒的に受かっています。
そういうわけで今度のアチーブメントテストは、
どうしても奮闘してほしいと思っているのです。
今年は去年にくらべて、高卒生のレベルが高いような気がします。
上位陣が激戦となったら、
ワセヨビ全体のレベルが確実に上がっていきます。
どんな結果になるのか、今から楽しみです。

最後にそのワセヨビ生からいただいたメールを紹介します。

<Hさん>
今年からワセヨビに通いはじめました、Hと申します。現役時はレギュラー、1浪目は冬期講習で先生の授業を受けていました。先日、レギュラー授業を受け、もう感動ものでした!!更に目が覚めました!!1浪目で受けていた日本史は、ただひたすら単語暗記をし、一問一答をくり返すような講義だったため、全然、理解力や流れ、自分の頭で考えて解答へ導く力が養われていませんでした。1浪目の勉強方法はとても恥ずかしくて言えないくらい、反省点だらけの学習であったことをまた改めて感じました。変な話、凄く日本史が好きな教科で、キチンと流れや理解力を求めていたので、昨年度のような無理矢理、用語を覚えている事が苦で苦で仕方ありませんでした。色んな反省点を自分自身で改善していき、言葉で言うばかりではなく、今年は結果で示そうと思います。そして、石黒先生のおっしゃる、レールに乗れるように、必死にくらいついていこうと思いますので、今年、一年間、よろしくお願いします。

<石黒>
授業を受けて目が覚めたようで何よりです。
今の気持ちを忘れずに、
本番までモチベーションを維持できるようにしましょう。
「結果で示そう」と言うのなら、
まずはアチーブメントテストで高得点を狙ってください。
楽しみにしています。