過去問なんて研究しても効果ない!?

1月30日に、今年度最後の授業がありました。
河合塾藤沢現役館の「早慶大日本史テスト」です。
その時の受講生からメッセージをいただきました。

<Iさん>
僕は町田校だったので近現代だけでしたが半年間ありがとうございました。なんか藤沢に行ったらみんな頭良さそうに見えてしまいましたが、一方僕のとなりの浪人生は遅刻&睡眠でびっくりしました。でも藤沢まで行った価値はありました。通年で同じく石黒先生の授業を受けていた友達は、町田校の良くしゃべる一応人気な講師を受けて適当さにびっくりしたらしいです。「過去問なんて研究しても効果ない!」的な発言までしちゃったそうです。なので町田校でその○○先生の授業を受けていた人には負けないよう頑張ります!

<石黒>
藤沢で「早慶大日本史テスト」を受講していたのですね。
はるばる来てくださってありがとうございます。
藤沢には確かにすごい人もいますが、
教室が大きいせいか、集中力の保てない人や、
なんとなく受講しちゃってる人が結構いるようです。
非常に残念ですね。
ところで○○先生がどなたかわかりませんが、
「過去問なんて研究しても効果ない!」的な発言というのは驚きです。
先生自身も過去問を研究していないのでしょうか?
過去問を調べずに入試のポイントをつかむのは一苦労です。
日本史は過去の歴史から学ぼうとする教科なのに、
大変な矛盾を引き起こしちゃっています。

ときどき、いくら過去に出されたとしても、
「今度の入試で出るとはかぎらない」とうそぶく先生がいます。
いやいや、じゃあ一体、アナタは何を教えるのですか?
まさか、山川出版の教科書にある内容とか、
用語集数字が5以上の用語とかっていうんじゃないですよね?
三省堂の教科書や実教出版の教科書から出す大学があるのを、
ご存じないのですか?
アナタの主観だけで選んだ内容では、不安すぎますよ。
単に過去問分析をサボっているだけなんじゃないでしょうか?

本当なら過去問を分析して、各大学の教授陣を調べ上げ、
各教科書を比較しながら熟読し、
そのうえで歴史研究も行って講義をするのがベターだと思います。
でもそのめんどくさいことをせずに、
お手軽に講義をしている講師がほとんどでしょう。
たとえば『MARCH学習院あるあるチェック』は、
今年も講師の方からご注文を受けました。
当然お断りしましたが、
手っ取り早く出題事項を知りたい講師は多いのです。

というわけで、ジブンの専門分野に偏って授業をしちゃったり、
今年は「××から○○周年だから、これが出る!」
なんてテキトー予想しちゃってる講師って多いと思います。

受験生は何がよく出ていて、何がほとんど出ないかは、
過去問をたくさん解くまで、検証することはできません。
だから、赤本をすぐにやらせない講師は、
疑ってかかる必要すらあるかと思います。
2年生のみなさん、赤本は6月からやるべきですよ。