授業の聞き漏らし対策ってありますか?

レギュラー授業も5週目に入ると、さすがに授業をしっかり聴こうとする人が増えてきます。そうすると「聞きそびれ」を心配する人も出て来るようです。こんな質問をいただきました。

<Sさん>
河合塾で石黒先生の講義を受講させていただいている者です。
先生は授業内容を漏らさず聴くことが重要とおっしゃっていましたが、河合塾の授業がハイペースということもあり いくらノートを素早くとっても少なからず聞き漏らしてしまう箇所があります。
遺言などには録音を聴いて復習する方法が書かれていましたが、河合塾の規約で録音は禁止されていたと記憶しています。
石黒先生の授業に限っては録音することも可能なのでしょうか。
また、録音以外に聞き漏らしの対策があれば教えてください。

<石黒>
いや、僕の授業だけ特別ということはありません。基本的に録音は禁止されています。聞き漏らし対策としては次のことをすると良いでしょう。
(1)予習をした上で授業を受ける。
(2)単純暗記の部分は『日本史でるとこ攻略法』を利用してあらかじめゴロで覚えてくる。
(3)『読むだけ日本史(1)』で赤字になっている用語を声に出して音に慣れ、漢字を書けるようにしてくる。
(4)メモは簡潔に素早く書く。
(5)聞き漏らしたところがあったら、授業中の下書きノートに☆マークをつけて授業後に質問する。

夏期講習でテーマ史をたどると聞きそびれを補うことができます。ちなみに総合日本史演習(発展)も早慶大日本史も、夏期講習と冬期講習とではあつかう範囲がちがうので気をつけてください。一度きりの内容です。ただし総合日本史演習(発展)は、『でる日講義-経済・外交史(前近代)-』で受講することもできます。

でる日講義-経済・外交史(前近代)-